ai~ずRoom
映画の鑑賞とトールペインティングの作品の記録。 そしてささやかな日常日記。
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    特にサスペンス、ホラーが好みですが、社会派、戦争物、感動物、ジャンルは問いません。
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「300 スリーハンドレッド」
久しぶりに身体中が熱くなる作品と出会いました。
試写会を観て、さらに公開後に観に行ったのは今回が初めて。それほどハマッてしまいました。

20070621213155.jpg


紀元前480年。ギリシアの小国スパルタの血にペルシア帝国からの使者が訪れる。クセルクセス王(ロドリゴ・サントロ)の率いるペルシア帝国はスパルタに無条件降伏を求めに来たのだ。
しかし「降伏はあり得ない」とレオニダス王(ジェラルド・バトラー)は使者を抹殺。
 戦いに臨もうとするも預言者の「神託」により「祭りの時期に戦争などもってのほか」と拒絶されてしまうのだった。戦いを禁止されたレオニダス王であったがわずか300人を率いてホット・ゲートでペルシャ軍100万人を迎え撃つ。


2時間40分と長編なのに長さは全く感じませんでした。
内容が簡潔で真っ直ぐにラストまで突き進んでいくストーリーに中だるみはありません。
レオニダス王がヒーローでありながら、他の戦士たちもカッコ良いことこのうえないです。
鍛え抜かれた肉体はマントを取ってしまうとプロレスらーの軍団になってしまいそう(笑)なのだけれど、肉体美をたっぷり堪能。

「スパルタ」と聞いてすぐに「スパルタ教育」を連想するように、我が子を戦士として教育していく厳しさは尋常ではありません。
五体満足でなければ谷底に捨てられ、歩けるようになれば剣を持たされ降伏を許さぬ戦いを教えられる。7歳で親子と決別し、成人すれば猛獣の棲む森から一人生還して初めてスパルタの戦士と認められるのです。

そのスパルタの徹底した戦士教育の理念のもと、ペルシャ軍に立ち向かう300人がメチャクチャカッコ良く戦うのですよね。

上手いのは映像のスピードの緩急の付け方。戦闘シーンと行ったらスピード感で迫力を前面に出すのがセオリーのところ、通常回しからスローモーションへ、スローモーションから通常回しへと移って行く。多勢の中のたった一部を映していてもなんともすごい迫力が伝わってくるのです。
このスタイルは、冒頭ペルシャ軍の使者を大きな貯水槽の突き落とす時にも使われており、そうした随所のスローシーンが鮮明に印象に残りました。これが新しい。

独特で新感覚の渋い映像色は大好きな色合いで、こうしたゴシック的色合いは元がアメコミということもあるのでしょうが、「シン・シティ」の作者フランク・ミラーが同じこの作者と知るとまさに納得。映像にこだわりぬいた彼のポリシーをビンビン感じますね。
「シン・シティ」もアメコミの一コマ一コマ忠実に映像化されていましたがこ「300」もしかり。
原作の1コマと映画の1シーンを見比べるとその忠実振りにワクワクします(パンフ参照)。
原作が発売されているので見てみたいですね。

20070621220739.jpg


「テルモピュライの戦い」と言う史実の中に「魔物」や「怪物」と言った現実離れしたものが登場しているのもアメコミから映画化された特徴かもしれません。
この部分を良しと見るか、ウソっぽくなるから不要と見るか意見は分かれる所かもしれませんが、あたしは問題なくそのエンターテイメントを楽しむ事が出来ました。
ほぼブルースクリーンの前で演じたと言う役者さん達。
テンションを切らさないようにすることが何よりも過酷だったのだとか。
背景とか映像がコンピューターで作られた物であるとわかっていても素晴らしく人物の動きと一体化しています。俳優さん達のそのテンションが貢献していると言っても過言ではないでしょう。
ちなみにカメラアングルで印象的で気に入っているシーンは怪物サイが突進してくるのを一人の戦士の後ろから撮っているシーン。カメラが股の間に下りてきた時にサイが槍に倒れて目の前に滑ってくる・・・あのアングルが好きです。

100万人に挑んだ300人。
絶対無理だと思う戦いにどうスパルタ戦士が挑んだのか、その男気を見届けるのが観客の使命です。
一応R-15で指定されているように、バッタバッタと血しぶきあげて人が死に、首も飛びます(^_^;)。
本当におススメなんですがそういうのがダメで観れないと言う方は・・・あ~~本当に残念。
ホラー映画のようにグロテスクでは無いので頑張って鑑賞してみて欲しいです。きっとそんな事を忘れてしまうほどワクワク出来ると思うんですよ♪

                     (試写会 6月5日、再度鑑賞 6月13日)



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テーマ:300<スリーハンドレッド> - ジャンル:映画

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この記事に対するコメント

鍛え抜かれた筋肉隆々の肉弾を惜しげもなくさらし、誇りのために命を差し出す気高さに、言葉を失い、呆然と見入ってしまいますね。レオニダス王もいいのですが、憎き敵のペルシャ王が妙に人間離れしているのも注目です。不必要に妖艶というか、まがまがしい美しさというか、誰だこいつ?と思っていたらロドリゴ・サントロなんだとわかってちょっと驚き。超キモセクシーで目立ってましたね。
【2007/07/05 23:20】 URL | 二純 #- [ 編集]

二純さんへ
ペルシャ王の声はどこから出てるの?と思うような反響した声が現実離れしていましたね。
細かい装飾は原作に忠実に再現されたそうです。
ちょっと目には違和感のある王なんだけど、観終わって原作のペルシャ王の人物像を知ると、あの役にハマルのは彼しかいないとさえ思ってしまいます。
敵、味方共に印象に残る役者さん達でした。
【2007/07/09 22:18】 URL | ai #- [ 編集]

ご無沙汰しております
最近バタバタしてしまい こちらに遊びにくるのをすっかり遅くなってしまいました!

コチラの作品 コブタが久々に熱くなれた映画でした!
たしかに、私達の常識からしてみれば、異常な教育であるスパルタ、でも厳しいけれど愛国心、民族愛、同胞愛、家族愛と、厳しさとともにい熱い愛情がそこに存在するからこそスパルタの民が深くそして魅力的にみえるんですよね~
【2007/07/13 12:40】 URL | コブタです~ #- [ 編集]

コブタさんへ
お久しぶりです。
ちょっと放置状態でお恥かしいかぎりです。
というか本当に観ていない状態で鑑賞時間がなかなか取れない状態です。

この作品、女性でもワクワクと熱くなれる作品でしたよね♪
以前、「グラディエーター」でとっても興奮したんですが今回はさらに興奮しました。
わかりやすく、そしてどんどん進行して行くストーリー展開も良かったですし、少人数対多勢という悪状況というシチュエーションが観るものを緊張させるのでしょう。

また観たくなりました(笑)

【2007/07/23 22:58】 URL | ai #- [ 編集]

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●300

、、久しぶりに映画観て 熱く興奮出来る映画をみたという感じでした。これは シン・シティーで一躍映画界でも存在感を増したフランク・ミラー氏原作、総指揮の作品で、熱き男の戦いをビジュアル的にもクールに描いた コブタの視線【2007/07/13 12:43】
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