ai~ずRoom
映画の鑑賞とトールペインティングの作品の記録。 そしてささやかな日常日記。
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    特にサスペンス、ホラーが好みですが、社会派、戦争物、感動物、ジャンルは問いません。
    旧作、新作に関わらずいい作品と出逢いたくアンテナ張っています。
    お気に入りの一本、是非是非教えてください。

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「ポビーとディンガン」
ケリーアンにはポビーとディンガンという友達がいます。
けれどそれはケリーアンの作り上げた架空の友達でした。
妹の妄想を最初は相手にしなかった兄アシュモルでしたが、ある日二人がいなくなったことで心配のあまり病気になってしまった妹のため、二人を探しだそうとするのでした。

オーストラリアの荒地で一攫千金を狙いオパールを採掘する父と、
ケリーアンの妄想が絡みストーリーは進んでいきます。

ポビーとディンガン - goo 映画


20061127215419.jpg


思っていた以上に心の残る作品でした。

妹の空想の友達を「実在しない」とわかっていながら理解し、そして探す事に全力をつくすアシュモルの姿が胸を打ちます。
妹の事も理解し、そして父の夢も理解し、そして信じる・・・健気です。

ケリーアンは単なる空想癖というのではなく、心のよりどころをポビーとディンガンに求めていることに注意をしなくてはなりません。
どうしてその二人を空想で作り出したのかまではストーリーの中で言及していませんが、
小学校の先生の証言がその核心に迫っています。
「学校で仲のいいお友達はいません」

父の夢の為、家族でオーストラリアの田舎町に移り住んできた一家。
炭鉱という閉鎖的な場所で、新入りはなかなか町の者に受け入れられる事はありません。
「よそ者」・・そんな偏見が付き纏うのです。
ケリーアンはそこになかなか馴染めず友達も出来ないまま寂しい月日を過ごしていた事が計り知れます。
ポビーとディンガンを作り出す事で心の平穏を彼女は保っていたのでしょう。

事件はケリーアンがきっかけで起こりますが、けっして家族がケリーアンを咎めたりはしません。まずはそこが素晴らしい。
ケリーアンの、そして家族のピンチにアシュモルが出来る事は、
ポビーとディンガンを本当に探すことでした。
彼の無垢なひたむきさが父の採掘現場であるものを発見する事につながります。
心に染みるシーンです。

描き方をまちがえるとファンタジーになってしまいそうな題材を、
閉鎖的社会、心の病、と現実的なものとしてしっかりと描き
そこに家族を想うアシュモルの純真さを重ねる事で
心が洗われる美しい作品に仕上げています。

目に見えないものを信じる事は難しいけれど、
サンタクロースをずっと信じていたように、信じる事で本当になることはありますね。
信じればそれが「リアル」・・・







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