ai~ずRoom
映画の鑑賞とトールペインティングの作品の記録。 そしてささやかな日常日記。
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「父親たちの星条旗」
戦争映画と言うのは、必ず自国を主眼として描かれるものですが、今回クリント・イーストウッド氏は同じ大戦を両国それぞれの国の視点から描き、2部作として監督しました。
それが他に類を観ない試みとしてとても興味を持った所です。
太平洋戦争・・硫黄島での戦い。同じ地で祖国を想い若い命を投げ出した戦士たち。
彼らが背負って戦ったものは一体なんだったのか・・・
彼らの役割となんだったのか・・・
とても深く考えさせられる作品です。

詳しいあらすじはこちらで⇒父親たちの星条旗 - goo 映画


今から61年前の“硫黄島の戦い”。アメリカが勝利を得たものの、唯一アメリカ兵の死者が日本兵のそれを上回った激闘の地だそうです。

山の頂上に星条旗を掲げた6人の写真。
熱狂した祖国に戻るように指示され生きて戻ったのはそのうちの3人。英雄と崇め立てられるのですが、そこには国の大きな策略がありました。

戦争に勝つのも負けるのも金次第という構図が見えてきます。
お金を集めるには「勝利」のイメージを作りあげることが必要・・そんな事すら戦略なのだと嫌が上にも思い知らされます。

封印された写真の真実     英雄になることより同じ地で戦友と戦いたいというそんな純粋な想いにさえ政治は水をさしてしまうのです。
国の為に命を投げ出しても自国ではインディアンとして蔑視され、
英雄と称えられても戦争が終われば遊び飽きた道具のように見向きもされない。
3人はただただ、自責の念にさいなまれ後ろの物音に怯えながら前を向いて作り笑いをするしかなかったのが悲しいです。

フラッシュバックのさせ方がうまいですね。
華々しい現状に身をおきながらもいつも付き纏う戦場の暗い陰を感じました。
あえて死体の惨状を包み隠さずそのまま見せ、戦争のむごさを痛烈に視覚に訴えて来ます。
確かに戦争と言うものの残酷さから目をそむけてはいけないし、残酷な映像で目をそむけたくなる人もいるとは思いますがとても大切なシーンだと思いました。
生きて帰ってきた戦士がそんな惨状を目の当たりにしている事の重荷を家族でさえもぬぐう事は出来ないでしょう。

息子が父の遺品を調べていて初めて真実を知るという設定になっていてそれがタイトルになっています。

若くして自国の為に命を捧げたのはアメリカ兵も日本兵も同じ。
どちらが悪という捕らえ方ではなく、多くの命が国に翻弄されたという共通点をもって描かれていると感じます。
こういう作品はみなそうですが面白いと表現するものではありません。
観る事でその時に生きた人達の生き様を知り、その悲劇を繰り返さないと心に誓う・・それが戦争映画の本質だと思います。
とても深く考えさせられる作品です。

次作は日本からの視点「硫黄島からの手紙」。
早く観たいです。

20061027141759.jpg

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テーマ:公開予定前の映画 - ジャンル:映画

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この記事に対するコメント
そうですね
若くして自国の為に命を捧げたのはアメリカ兵も日本兵も同じ。
どちらが悪という捕らえ方ではなく、多くの命が国に翻弄されたという共通点

まさしくその通りなのです
映画を評価するより その事実があった事が悲しいですね
「硫黄島からの手紙」もきっとそう言う点から
作られているのでは無いかと思います

何故かTBが何時も出来ないので コメントだけで失礼しま~す
【2006/11/03 10:16】 URL | yuu #pPot321I [ 編集]

yuuさんへ
一番あたしが言いたかった事に注目してくださり嬉しいです。
原作があるとは言え、クリント・イーストウッド監督の想いがとても色濃く表現されている事に、彼の力量を改めて感じました。

TBできませんか?突然どうしちゃったのかでしょう。すみません。
【2006/11/05 21:33】 URL | ai #- [ 編集]

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