ai~ずRoom
映画の鑑賞とトールペインティングの作品の記録。 そしてささやかな日常日記。
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    特にサスペンス、ホラーが好みですが、社会派、戦争物、感動物、ジャンルは問いません。
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「ロレンツォのオイル」
実話に基づいた作品です。
「ロレンツォのオイル」とは夫婦が息子の病気の為に自ら研究し作り出したオイルの名前。
しかも、研究者じゃないごく普通の夫婦が作り出したのです。
そして一番伝えたい言葉はこれが「奇跡の物語ではなく、努力の物語」なのだと言う事です。

あらすじ…5歳のロレンツォ・オドネーは両親と幸せに暮らしていた。しかし、ある日突然粗暴な行動をするようになる。異変が続き病院でいらべたところ、副賢白ジストロフィーの一種の『ALD』という不治の病と診断される。
それは母方からの遺伝でのみ起こり5才~10才の男子しかかからない先天性の代謝異常だった。父オーギュスト(ニック・ノルティ)は病気のことを必死に調べて行くが麻痺・難聴・言語障害・発狂・昏睡・死亡の経過を辿り、2年以内に死亡する事実しか見出せない。医者に救いを求めても一向に回復しないロレンツォ。オーギュストと妻ミゲーラ(スーザン・サランドン)は自分たちの手で治療法を見つけるために介護の合間に医学書を読み漁り、子供を助ける為の親の糸口を見つけようとする。


すごい夫婦です。
なんの医学的知識をもっていなかったごく普通の夫婦が、
「必ず息子を助ける」という一心で医学者さえ見つけ出す事の出来なかった長い化学式を持つ脂肪酸を正常に戻す術を見つけるのです。
とは言え、それまでの道のりは壮絶です。
毎日専門書と昔からの症例、文献を2人して読み漁る。
夫は昼間の仕事があるし、妻にはロレンツォの介護がのしかかります。

時には夫婦が断絶するほどの争いもしますが、
この夫婦の絆は偉大です。
夫婦も素晴らしいけれど、追い出されてなお姉を、そしてロレンツォを慈しんだ妹にも感動しました。

ミゲーラはとても強い女性です。
近いうちにやめたいと言う看護師には「今この場でやめてもらいます。」と断言するし、
絵本を読むその口調に気持ちがこもっておらず、「読んでもどうせ意識は無いから」という看護師に、それが自分の負担が膨大になるとわかっていても即刻クビにしてしまいます。
心が伴わない介護はまったくロレンツォに響く事はないと確信しているのです。

オーギュストは、図書館に入り浸り医学書の難しい化学式と格闘する日々。
資産をなげうち会社に開発費用を出資して、試作品を作らせるまでします。
図書館で何百個ものクリップを繋げて席に突っ伏す姿には
狂気さえ感じました。もしかしたらその一歩手前だったのかもしれません。

このストーリーで一番感じ入るのはもちろんオドネー夫婦の「息子を生かしたい」という強い想いです。
ただ、ストーリーには全く正反対の夫婦が登場します。
同じく「ALD」で息子を失った擁護団体の会長夫婦です。

「長く生きる事が本当に幸せなことなのか。
長男は数ヶ月で死んだが次男は2年も苦しんで死んだ。
その時の家族の苦しみがあなたにわかるか!
永らえても普通に生きていけないのだ、早く楽にさせてあげたいと願うのも親の想いじゃないのか。
自分達はその気持ちを癒す為に活動しているのだ。」と・・・。

この言葉はとても深く考えさせられました。
そう・・これも間違いなく親が子を想う偽りのない想いの一端だと。
一見嫌な夫婦的に映ってしまうけれど、
こうした考え方もあたしは否定する事が出来ません。
自分が親の立場なのでこの夫婦の想いに考えさせられる部分もあります。

もちろんオドネー夫婦もこの言葉に愕然とするのですが、
彼らには「強さ」があった。
息子がどんな状態であろうとも生きている事が大切なんだと決断したわけです。

実話である気迫が終始みなぎり、目を離せませんでした。
圧倒的な親の子を想う愛情に感服します。
病気で弱っていくロレンツォを演じたザック・オマリー・グリーンバーグが、本当に病気に冒されているのではと思ってしまうほどの名演です。

20060625225347.jpg

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