ai~ずRoom
映画の鑑賞とトールペインティングの作品の記録。 そしてささやかな日常日記。
プロフィール

ai

  • Author:ai
  • 映画大好き♪
    特にサスペンス、ホラーが好みですが、社会派、戦争物、感動物、ジャンルは問いません。
    旧作、新作に関わらずいい作品と出逢いたくアンテナ張っています。
    お気に入りの一本、是非是非教えてください。

    映画の話で盛り上がりましょう~♪


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

▲TOP
「戦場のピアニスト」
あらすじ…1939年、ナチス・ドイツがポーランドへ侵攻。そしてその翌年ユダヤ系ポーランド人で、ピアニストとして活躍していたウワディク・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)は強制的にゲットーと呼ばれるユダヤ人居住区に家族と共に移住する。ゲットー内のカフェでピアニストそしてわずかな生活費を稼ぐも42年にはシュピルマン一家を含む大勢のユダヤ人が収容所へ送られることに。しかしウワディク一人が収容所へ連れられる人々の列から外れる。家族と離れ離れになるものの収容所行きを免れたウワディクは、その後戦火を必死に生き延びようとする。

実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンが戦火を奇跡的に生き延びた、その実体験に基づく作品です。
第55回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞、2002年アカデミー賞主演男優賞を受賞したのは有名な所ですし、
イギリスアカデミー賞、全米批評家協会賞、など主要映画賞を数多く受賞したこの大作、
150分の長編ということだけでなかなか観る機会を逸してしまっていました。

先日「ジャケット」を見た事でエイドリアン・ブロディの演技力に惚れ込み、彼の一番の出世作を見逃しているわけにはいかないなと
今頃になってですが観賞しました。
素晴らしい作品でした。

ナチス・ドイツのユダヤ人虐殺は数多く取り上げられていますが、
どんな作品を観ても凄まじく、なんの意味も無く殺されていく様子は恐ろしい。
「戦場のピアニスト」でもその顔をそむけたくなる場面が多く凄惨でした。
けれど、それは作り物ではなく、自身もゲットーで過ごしたというロマン・ポランスキー監督の過酷な体験による、見てきた風景そのものだったようです。
何も過剰な演出をする必要もないほどあれが「ありのまま」なのでしょう。

ピアニストというひ弱そうな男が、戦火の中逃げ惑い、
1人隠れ、戦争が終わる事を待ち続けた・・それはただただ「生きる事」を渇望する男の姿でした。
彼に特別人より強い何かが備わっていたわけではありません。
けれどドイツ将校が言いました。
「死ぬも生かされるも神のご意思だ。」と。
彼は神に生かされる人物だったのですね。

ブロディはやはり情感を表現する事に長けた役者さんです。
全編決して多いとは言えない台詞です。
けれど、かれが演じる一つ一つの動作、ひとつひとつの表情が色々な事を物語るのです。
彼はそこにリアルな世界を作りあげます。
画面の中は間違いなく戦火でした。

長編でしたが実際に観賞すると時間を感じさせず、あの世界に放り込まれた気分でした。
時代背景が詳細に描かれているし、シュピルマンの情感もとても繊細に描き込まれていて、長い作品になったことには納得が行きます。

作品そのものが秀逸なので、この作品にエイドリアン・ブロディが主役を張れたことは幸運だったかもしれません。
それでも、作品を更に高めたのはエイドリアン・ブロディの演技力だったと、誰しもが言葉を惜しまず語るに違いありません。

戦争の生々しさをそのままに伝えたことだけがこの作品の評価に繋がったわけではありません。
彼を救おうと手を差し延べた人達の無償の愛も伝えたかったのだろうし、命ある事の尊さをピアニストの調べに乗せて優しく問いたかったのだと思います。
そう・・優しく・・。

権威ある賞を獲った作品はやっぱり素晴らしかった!

20060529214429.jpg

スポンサーサイト

▲TOP
この記事に対するコメント
▲TOP

この記事に対するコメントの投稿















▲TOP

この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://kmaiai.blog6.fc2.com/tb.php/213-497cb2bd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
▲TOP
ブログ内検索

RSSフィード

感想にリンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。