ai~ずRoom
映画の鑑賞とトールペインティングの作品の記録。 そしてささやかな日常日記。
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    特にサスペンス、ホラーが好みですが、社会派、戦争物、感動物、ジャンルは問いません。
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「海を飛ぶ夢」
あらすじ…19歳でノルウェー船のクルーとなり、世界中の国々を旅してまわったラモン・サンペドロ(ハビエル・バルデム)。 だが6年後、皮肉にも同じ海で起きた事故により四肢麻痺の障害を負ってしまう。26年間をベッドの上で過ごした彼は自ら命を絶つ決断をする。人権支援団体で働くジェネ(クララ・セグラ)は、ラモンの死を合法にするため、弁護士のフリア(ベレン・ルエダ)の協力を仰ぐ。法廷へ出る準備を進め、ラモンの話を聞くうちに、フリアは強く彼に惹かれていった。ある日フリアは、ラモンの家で発作に倒れる。不治の病に冒されたフリアは、やがて自らも死を望み、ラモンの死を手伝う約束をする。そしてまた、ラモンの出演番組を観たロサ(ロラ・ドゥエニャス)が彼の元を訪ねて来る。

「尊厳死」という重いテーマなのですが、印象に残っているは窓の外に想いを馳せ空を滑空するとても美しいシーンです。

その先には、彼の人生の起点となった海へと繋がっている。
そこには愛する女性が海辺を散歩していて、そのそばに降りたち言うのです。
「海辺に散歩に出たと聞いたから空を飛んできたよ。」
愛する人への想いが込められたこのシーンがとても好きです。

ラモンには本当に彼を愛している家族がいます。
死を望むラモンを強く批判する兄も、
親身に世話をしてラモンの一番近くにいるからこそラモンの気持ちがわかり、死を選んだ彼の意思を尊重したいと思う義理姉も。
尊厳死の意味が今ひとつピンとこない甥、
息子の信念を言葉少なに見守る老いた父も
形は違うけれど彼らには共通した家族愛があります。

この家族の感情の描写は、そのまま世論の分かれる考え方であり、
また作者(監督)が問題定義の選択肢として提示している形でもあるような気がします。

「愛しているのなら相手の意思を尊重するはず」
と死の手伝いを申し出たフリマに愛の存在を感じたラモン。
フリマも不治の病に侵されて、その想いは同じだと確信した後の裏切り。
ラモンにとってはとても辛く哀しいのですが、
フリマが伴侶の為に生きる決意をした事も自由な選択。
それを非難できない事がまた哀しいです。

「夜がくるまえに」から注目していたハビエル・バルデムの演技が素晴らしく、実年齢より20歳以上の役をここまで自然に演じきった事に脱帽です。彼に年齢というギャップは全くないのです。

「尊厳死」のテーマを考えさせながら、悶々と訴えるのではなく、
彼の愛と彼を取り巻く人々のドラマとして描き、
観た後に重さを残し過ぎないところがいいと思います。

20060515223841.jpg


公式サイト  http://umi.eigafan.com/
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海を飛ぶ夢 The Sea Inside

2005アカデミー賞 外国映画賞、ゴールデン・グローブ賞 最優秀外国語映画賞ベネチア国際映画祭 審査員特別賞、等多くの賞を取った作品ハビエル・バルデム主演 スペイン映画若い時引き潮と知らず海に飛び込み 首の骨を折り四肢麻痺となり ずっと寝たきりになってしまった travelyuu とらべるゆう MOVIE【2006/05/16 11:53】

ハビエル・バルデム

1969年3月1日 - )はスペイン・カナリア諸島出身の俳優である。祖父母の代から俳優の芸能一家に生まれる。6歳でデビューし、テレビなどに出演するようになるが、一方でラグビーのナショナル・チームに参加するなど、スポーツ選手として ゆいのblog【2007/10/13 11:13】
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