ai~ずRoom
映画の鑑賞とトールペインティングの作品の記録。 そしてささやかな日常日記。
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「ヴェラ・ドレイク」
あらすじ…1950年、ロンドン。ヴェラ(イメルダ・スタウントン)は、家政婦として働く傍ら、時間を見つけては、老いた母親の面倒を見、近所の困っている人たちの世話を焼く毎日を送っている。自動車修理工場で働く夫と2人の子どもと肩を寄せ合い、貧しいながらも幸せに暮らしていた。ヴェラは頼まれれば、望まない妊娠をして困窮する女たちを助けるために、密かに堕胎の処置を施すこともあったが、もちろんそれは誰にも内緒のことだった。ある日、堕胎を施した女性の容態が急変し医者に運ばれ、そこの医師に告発される。

観賞した多くの人が「考えさせられる作品」と感想を述べていたのが、自分が観賞してみてとてもよくその意味がわかりました。

人工中絶が違法とされていたロンドンで、レイプや、貧困なのにみごもってしまった女性のために堕胎の処置を施していたヴェラ。
きちんと医者に行った場合には1500ポンドという高額な金額が掛かる上、一身上の事を根掘り葉掘り聞かれ、
堕胎が許されるのも、血縁関係に悪生の遺伝的病気がある場合に限られる・・・
しかしヴェラは一切報酬を受け取らずただただ困った女性の為にという思いだけで堕胎をひっそりと行ってきていたのでした。

人工中絶は違法する法律と、
世の中に望まない妊娠をして、でもお金も無くきちんとした処置が受けられない女性達が多いという現実。
この二つを突きつけられると、本当の「善」と「悪」がなんとも危ういバランスで存在することに戸惑いを覚えます。

世話好きの女性はどこにでもいるけれど、得てしてどこか自己満足だったりします。
相手が本当に求めている事を何の代償も求めずに施す事、
それはかんたんに出来る事のようで「黄金の心」を持つ者しか出来ない事ではないでしょうか。
ヴェラはまさしくそう言う人でした。
自分よがりではなく奉仕の心を持った心温かい女性なのです。
罪は罪なのだと言われたら何も言い返せないけれど、
でもとても苦い思いが胸に残るのです。
<法律は弱き者を救う本当に正しいものなの?>


イメルダ・スタウントンの演技が抜群です。
ヴェネチア映画祭金獅子賞と主演女優賞にも輝いています。納得です。
決してメジャーな女優さんではないのに、
彼女が演じるヴェラはヴェラそのもので、全編通して演技に惹き付けられました。
明と暗を見事に演じた彼女も素晴らしいし、フィル・デイヴィスも妻を愛する夫として優しさに満ちた人柄を上手く演じていたと思います。

話題性に乏しくてもこうした映画を観て、感性を研いでいきたいものです。

20060412180243.jpg


公式サイト  http://www.veradrake.net/
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この記事に対するコメント

決して明るくなく、とても切ない映画ですが、話の表面的な暗さとは裏腹に、とても温かい映画のように感じました。パートナーを信じ、思いやる気持ちが痛いほど伝わってきます。
【2006/04/12 18:59】 URL | 二純 #- [ 編集]


温かかさが底辺にあるからこそ、この作品の切ない部分が浮き彫りになりましたね。「今日はありがとうヴェラ。いままで最高のクリスマスだったよ」と言った娘の婚約者のやさしさも胸にぐっと来ました。
【2006/04/14 21:42】 URL | ai #- [ 編集]

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「処女の芸能人」は誰?   ネット上で「処女なのが完全に証明された女性芸能人一覧」というものが出回っている。根拠はいずれも、何かの番組での告白や、コメントから推測してるものが多く、相当細かく調べてあるのがうかがえる。「処女なワケないだろ!」と思って今まで無 SMごっこ【2006/04/12 18:14】

ヴェラ・ドレイク VERA DRAKE

イメルダ・スタウントン、フィル・デイヴィス主演2004年 ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞・主演女優賞受賞英国インディペンデント映画賞 作品賞・監督賞・主演女優賞主演男優賞・製作賞 受賞1950年ロンドン ヴェラ・ドレイクは、愛する家族と労働者階級の町で暮らして travelyuu とらべるゆう MOVIE【2006/04/12 23:06】
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