ai~ずRoom
映画の鑑賞とトールペインティングの作品の記録。 そしてささやかな日常日記。
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    特にサスペンス、ホラーが好みですが、社会派、戦争物、感動物、ジャンルは問いません。
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「レオポルド・ブルームへの手紙」
あらすじ…スティーヴン(ジョゼフ・ファインズ)は、15年の刑期を終えて出所し、食堂で働き始める。服役中の彼の心を支えたのは、レオポルド・ブルームという名の少年からの手紙だった。レオポルドの生い立ちはあまりに悲しい。自分が誕生した夜に父と姉は交通事故で死亡し、自分を愛してくれない母の下、孤独の中で育つのだった。教師が認めるほどの文学の才能を持ったレオポルドは授業の一貫で始めた囚人への手紙を熱心に書き続けるようになる。それを受け取る囚人スティーヴン。お互いの胸にある痛みを分かち合っているのだった。

メアリー(エリザベス・シュー)は、夫の浮気を疑い、やけになって出入りの職人と関係を持ってしまいます。浮気は事実でなかったものの夫と幼い娘が交通事故で死んでしまい、同じ夜にレオポルドは生まれました。
メアリーは「罪の子」としてレオポルドを愛せず、タバコと酒に溺れ、ペンキ職人と怠惰な関係を続けていきます。
そして起こる悲劇・・・。

「僕の人生は僕が生まれる前に始まった。僕は母さんの罪の烙印」

この手紙の書き出しから始まる印象的なオープニングです。

囚人の元に届く手紙はあまりに悲劇的な内容でした。
その痛みが「入所前の僕に似ているから」となんとか正しい道に導こうとするスティーブンもまた寡黙で生い立ちに陰がありそうなのです。

メアリーは痛みを抱えながらもそれをうまく処理できなかった哀れな女性です。彼女の苦悩は共感も出来る反面、すごく許せない。
何の罪もない少年に「罪の烙印」と言わしめたことこそ彼女の最大の罪です。

レオポルドの生い立ちが詳しく語られる筋立てで、
観ていると、ところどころにふと感じるちょっとした疑問。
<封筒には○○刑務所囚人さまと宛名が記されていただけなのに、スティーブンの手元に来たのはどういういきさつだったのだろう・・・>
<レオに会いに行ったスティーブンは大勢いる子供の中からなぜすぐあの子がレオだとわかったのだろう・・・>

その事実がわかった時がなんとも言えない想いになりました。
<ああ・・そういうことだったのか>・・・

スティーブンが本当にもだえ苦しんだものはなんだったのか、少年に何を告げたかったのかを知る時、ストーリーの緻密な構成に文芸的な感動を味わいました。

崩壊した心の痛みの哀しさと再生されていく心の希望。
スティーブンとレオポルドの文通が完結される感動を1冊の本を紐解くように味わえる素晴らしい作品です。

20060314205835.jpg



参考サイト  http://movie.nifty.com/cs/catalog/movie_677/catalog_B00241_1.htm
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すべてを洗い流すようスティーヴンに降り注ぐミシシッピーのスコール。雨上がり、晴天の光の中を走るスティーヴン。人は記憶を食べて生きている。どうせなら美味しい記憶を食べたい。大切な人と美味しい記憶を分かち合いたい。それを「幸福」と「愛」という名で呼ぶならば、ラストシーンはそれらで満ち溢れている。
【2006/03/14 22:26】 URL | 二純 #- [ 編集]


ラストもなんとも文学的なイメージでした。自分が一番救いたかったものが幼少期の自分というところがとても哀しい。スティーヴンの苦悩に胸が痛みますが、最後に救いがあり癒されました。
【2006/03/16 18:06】 URL | ai #- [ 編集]

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レオポルド・ブルームへの手紙 LEOPOLD BLOOM - LEO

ジョゼフ・ファインズ、エリザベス・シュー主演一人の男が刑期を終えて出所してくる どうやら南部に向かうらしい何故か自分の名前が気に入らない そして自分の事をスティーヴンと呼んで欲しいらしい そして彼が服役中に宛てた少年への手紙をなぞる・・・メアリー・ブルー travelyuu とらべるゆう MOVIE【2006/05/08 11:13】
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