ai~ずRoom
映画の鑑賞とトールペインティングの作品の記録。 そしてささやかな日常日記。
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    特にサスペンス、ホラーが好みですが、社会派、戦争物、感動物、ジャンルは問いません。
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「白いカラス」
あらすじ…コールマン・シルク(アンソニー・ホプキンス)は古典文学教授として大学に34年間勤務したが、ある時講義中に発した一言が黒人差別だと批判され、辞職に追い込まれてしまう。妻はその事実にショックを受け数時間後に死亡する。しばらくして、コールマンにはフォーニア(二コール・キッドマン)という若い恋人が出来る。幼少時代の虐待が誰にも言えない心の傷となっているフォーニア。彼は最後の恋と周りの中傷にも耳を持たなかった。フォーニアの苦悩を受け止めようとするコールマンは、自分にこそ決して知られてはならない秘密をもっている事に苦悩するのだった。

白いカラス・・この映画そのものを抽象的に、なおかつ端的に言い得ています。
自分でありながら自分で無い
そんな人生を生きてきた男の最後の愛の物語です。

黒人でありながら、肌が白い事でずっと白人として生きてきたコールマン。
父は毅然とした紳士で気位が高い。しかし、父自身も黒人である事から車内給仕として働いていた事を子供達に隠し通しており、死亡して初めてその真実を知り愕然とします。
「黒人には結局はそんな仕事しか無いのさ」
若い頃にことごとく黒人差別を目の当たりにしてきたのでした。
彼は自分の中に「黒人である自分」を封印してしまったのです。

年老いた彼がフォーニアに出会い、彼女の大胆で奔放な中に真の悲しみと孤独を見つけた時、心から彼女を愛し始めます。
その愛は激しいものではなく、癒しの愛。

一生癒えない傷をもった女とありのままに生きられない男。
その形は違っても孤独の色は同じだったのですね。
お互いに求め合うのは必然だったのでしょう。

人種差別、DV、幼児虐待など、作品の奥にある物がとても重いです。
アンソニー・ホプキンスは「羊達の沈黙」で見せたレクターが強烈でしたが、この作品を観ている間一度もレクターの事などよぎりませんでした。哀しい老人を見事なまでに演じ演技の幅の広さを感じます。
二コールも流石。どんな役でも加担に挑む彼女の女優魂を感じる一作です。

「告白したい事があるんだ・・・」
最後に本当の自分に戻れたコールマンのその長い偽りの人生からの解放を想い、観ているこちらも安堵しました。

20060115222748.jpg



公式サイト  http://www.gaga.ne.jp/white-crow/
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この記事に対するコメント

人種差別という人間社会が生み出した業の深さを思い知るような内容でしたね。原作も読んでみたいと思わせる内容をもっていました。
【2006/01/15 22:47】 URL | メメント #- [ 編集]

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白いカラス THE HUMAN STAIN

見過ごしていた映画を観る白いカラスはフィリップ・ロスの小説の映画化ロバート・ベントン監督 アンソニー・ホプキンス ニコール・キッドマン主演ヒューマン・ステイン人間の汚点の題名で何となく映画の主題が判ります大学教授のアンソニー・ホプキンスは spookと出席しな travelyuu とらべるゆう MOVIE【2006/01/15 22:55】
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