ai~ずRoom
映画の鑑賞とトールペインティングの作品の記録。 そしてささやかな日常日記。
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    特にサスペンス、ホラーが好みですが、社会派、戦争物、感動物、ジャンルは問いません。
    旧作、新作に関わらずいい作品と出逢いたくアンテナ張っています。
    お気に入りの一本、是非是非教えてください。

    映画の話で盛り上がりましょう~♪


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「ブラッド・ダイヤモンド」
アカデミー最優秀主演男優賞にノミネートされた作品。自分が観てきたディカプリオ主演作品の中でもやっぱりグンを抜いて素晴らしい作品でした。
国際社会の裏側をえぐったすごくテーマ性を持った作品であり、ストーリー展開に無駄がなく、しかも情に訴える力が圧倒的。
彼がこれだけ素晴らしい演技を見せながらも賞を獲れなかったのはどうしてだろう・・と思ってしまいますね。まだ「ラスト・キング・オブ・スコットランド」は未観なので比べられませんが。
でも受賞できなかったにしてもこの作品がディカプリオを今までの位置からまた一段上に押し上げたことは間違い無いと思います。

20070331213302.jpg


90年代。内戦渦中のアフリカ、シエラレオネ。政府軍とRUF反乱軍がぶつかり合う戦乱の中、西アフリカのメンデ人ソロモンはRUFに捕らわれてダイヤの採掘場へ連れて行かれます。そしてそこで大きなピンクダイヤの原石を見つけ隠します。
密輸業者のダニーは、、とてつもない価値をもつピンク・ダイヤモンドをソロモン隠してると睨みます。
アメリカ人ジャーナリスト、マディーは、ダイヤが闇ルートで流れそれが戦乱であり、大きく関わっていると睨む大企業の悪徳を暴こうとしています。
3人は反乱軍が支配する地域にダイヤを求めて入っていくのですが・・・


ディカプリオ演じるダニーの人物像がとてもリアルに伝わってきます。
決して楽な生き方をしているわけじゃないこともわかります。
それからソロモンと息子のディア。この二人が主軸にもなっているのですが、これが凄まじい。
RUFという反乱軍に洗脳されていく幼い子供たちの殺戮ぶりは、ある意味この作品で一番残酷な部分であり、一番ショッキングです。
ソロモン役ジャイモン・フンスーの演技がまた素晴らしい。

観始めは小難しそうに思えた内容も、見せ方が上手く、あまり頭を悩ますことはありませんでした。銃撃の中を逃げるシーンなど緊迫感も続きグイグイ引き込まれてしまいました。
主要3人のバランスがとても良く、3人がそれぞれのテーマを担っているように感じられました。
ずっしりとした重厚感をもって胸に残ります。

ディカプリオも「ディパーテッド」で作品賞を獲るより、この作品で最優秀主演男優賞を獲りたかっただろうなと思いますが、
いい作品と出会えればきっと近い将来アカデミー最優秀主演男優賞を獲得できるでしょうね。
応援したくなりました。

大満足な一作。観て良かったです。

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テーマ:“ブラッド・ダイヤモンド” - ジャンル:映画

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「アルゼンチンババァ」
時に映画を観終わった後、これは原作の方がきっといいんだろうなって思う事があります。あたしにとってはこれもその一つ。
原作者が文字にしたものを読んだ者が頭の中で創造した方がいいなって。
きっと配役にしても原作者吉本ばなな氏の意見やアドバイスもあって選ばれたりするんだろうけど、えり役が鈴木京香ってキレイ過ぎる。

彼女にはイメージを壊すような汚い姿のつもりなのだろうけれど、やっぱりその美貌は崩せない。ならばその美しさのままを生かし、もっと普通の姿でも良かった気がします。もしあの風貌を生かし内面の美しい女性として描きたかったのなら違う女優さんの方が良かったんじゃないかって感じました。
なぜ父はアルゼンチンババァを愛したのか・・・観ている者も考えられるような余韻が欲しいとことです。

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最愛の妻が死んだ日を境に毎日病院に通っていた石彫り職人の悟(役所広司)は姿を消してしまう。一度に母の死と父の行方不明とに見舞われながらも娘のみつこ(堀北真希)は叔母や従兄弟に助けられながら、父の帰り信じて待っていた。半年後、悟は発見されるが変わり者と評判の女性アルゼンチンババア(鈴木京香)のところに住みついている事がわかる。

突然自分を置いて失踪した父が、風変わりな女と生活してるのだとわかった時のショック。そして嫌悪しながらも次第に彼女の良さがわかり父との絆も元に戻るというお話なのだけれど・・・
アルゼンチンババァの人を包むようなあったかさとか、包容力とかそういうものがあまり伝わってこなかったので、悟るはともかくとしてみつこや叔母までが彼女を受け入れていくようになる過程が感じられませんでした。
汚いけど内に秘めている女性らしさや彼女が背負っていた過去の苦悩を描く事にもう少し時間を割いて欲しかったです。

父、悟にしてもあまりに身勝手で許容できるものが無いです。
気持ちは理解できても、でも娘を置いて居なくなるなんてだめですよ。

唯一ホロリときたのはみつこが母の死の直前に心で思った事の告白。
せつない想いでした。
でも父の告白にしてもみつこの告白にしても、それをいい合ったことで歩み寄れるほど重さは同じじゃ無い気がします。

アルゼンチンババァの奥深い人間像は小説の中の方がより謎めいて、でも素敵な女性を感じさせてくれる物になっているようです。
原作を読んだ方がこの作品を観て・・・の感想を伺いたいですね。

テーマ:公開予定前の映画 - ジャンル:映画

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「ハード・キャンディー」
ずっと気になっていた「ハード・キャンディー」をようやく観賞しました。
寓話赤ずきんちゃんは言葉巧みな狼に食べられてしまうけれど、最後は猟師と復讐しますよね。言葉巧みに罠に落とし入れていくのが狼ではなく赤ずきんの方だとしたら・・・そんなプロットにしたらこんなに怖い作品になっちゃったっていう感じです。

ほぼ2人の会話で進むストーリー。
チャットから始まり「会おうか。」って流れになって・・・
男の家に行くといい出すのは14歳の少女の方なのです。
恥らうような、でも誘っているようなすごく危ない感じ。
そしてそこで起こる事は・・

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32歳の新進カメラマンのジェフは3週間前出会い系サイトで知り合った14歳の少女ヘイリーと会う約束を取り付けた。自ら赴くようにジェフの家に行くへイリー。ジェフはヘイリーと話をしながら、彼女が作ったスクリュー・ドライバーを飲む。しばらくすると、ジェフの意識は朦朧とし始め、気が付いた時には体の自由を奪われていた。ヘイリーは執拗に家の中を捜索し、「証拠」を探すのだと言う。
そしてとうとうその証拠を見つけたヘイリーは“去勢手術”をすると言う。ジェフは必死で“手術”を止めるよう懇願するが・・・。

閉鎖された家の中で2人だけの会話が進むのですが、これがすごくスリリング。ジェフは本当に白なのか、ヘイリーの思いこみに過ぎないのか、観ていて段々自分の判断が危うくなっていくんです。
何気ない会話には実は深い意味が込められたりしていて一言一言を聞き逃してはダメです。

言葉と共に重要なのが二人の顔の表情。
ある意味、少女ヘイリーの方が「狂気」でジェフが「普通の人」に見えてきてしまう。
真実を探ろうとするヘイリーと手術を止めようとするジェフの心理劇が
この作品はとにかく上手いです。

たぶん多くの人が「ヘイリー」ではなく、「ジェフ」に感情移入して観てしまうのではないかと思います。
けれど、それがある意味別の怖さでもあるのです。
ジェフの真実が見えた時、ずっとジェフ寄りで観ていた気持ちはサッと引くのでは?そう・・人が良さそうでその場の危機に陥っている者に感情移入してしまう。
騙されてはダメと言っているような感じがしたのはあたしだけでしょうか。

結局ヘイリーが一体何者なのかはっきりされないまま終わってしまうのがあれ?っと思ったのですが、単なる異常な少女が正義感で報復するのとは違う気がします。
執拗に失踪した少女に繋がる証拠を探している事、
暗証番号でやたら詳しいこと、
失踪事件は数年前のこと、
そして「お姉ちゃん」「お母さんはまたそんな復讐に夢中になってって笑うわ」なんていう散りばめられた言葉を合わせ考えると、
失踪して死んだとされる少女はヘイリーの姉なのでは・・・と考えます。
そうでなければあそこまでは出来ないって思うし。

恋人に知られたくないからってあの結末は不自然さが残るものの、すごく見入ってしまったし、緊迫感がずっと続く見せ方は上手いです。
17歳で演じたと言うエレン・ペイジとパトリック・ウィルソンの迫真の演技を観るだけでも鑑賞の価値ありと思います。

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

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「ゴーストライダー」
このアメコミファンで自分から売り込み役をゲットしたニコラス・ケイジ。ニコラス・ケイジと言えば「ワールド・トレード・センター」が記憶に新しい所で、正統派のイメージから離れ全然違うジャンルの違う作品に可鍛に臨む姿勢は拍手です。

でもなんとしてもこの役やりたかったという思い入れほどニコラス・ケイジの良さはスクリーンからは伝わってこなかったです。

GhostRider.jpg


父・バートンと共にスタントライダーをしていたジョニー。だが、ある日、父親が癌に冒されていることを知る。ショックを受けるジョニー。そんな彼の前に悪魔メフィストが現れた。ジョニーはメフィストと契約し、自分の魂と引き換えに父親を助けるが、結局事故で死んでしまった。メフィストは癌こそ治したが、事故でバートンを殺したのだ。そしてメフィストは「お前が必要になったらまた現れる」と言い残して姿を消した…。(goo作品紹介より)

父親に対するジョニーの思いも、メフィストと息子の関係も描き方が薄く、血の契約を結ぶ説得力も、息子を倒させようとまでするメフィストの感情と迫力もあまりピンときませんでした。

アメコミなのだからあまり深く考えずに見るのが一番なのかもしれませんが、ヒーロー像としては・・んん~~~あまり魅力的じゃないですね。
と言うのも、彼が持っているゴーストライダーとしての能力と言うのが、腕力とか技能とかではなくて、単なるゴーストライダーなら誰しもが持ってる本能的な能力だから。
なので、「壮絶な戦いがあって敵をやっつける」と言うヒーローに欠かせない要素が欠けてしまってるんです。
さあ!敵だ!って思った直後にはもう戦闘終わり?みたいな感じで肩透かし。

特にメフィストの息子は本作ではラスボス的存在のはずなのに、
とってもおバカ。これから盛り上がるのねって思ったのにまた肩透かしを食ってしまうのです。

ニコラス・ケイジのヒーローものという点では確かに集客力はあるけれど、彼じゃなくてもいい作品だし、逆に彼だからこそ期待してしまいガッカリしてしまいました。

炎に包まれ変形するバイクはとってもかっこよかったのだけど、肝心のヒーローにかっこ良さを感じないまま終わっちゃいました。残念。


テーマ:ゴーストライダー - ジャンル:映画

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