ai~ずRoom
映画の鑑賞とトールペインティングの作品の記録。 そしてささやかな日常日記。
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  • 映画大好き♪
    特にサスペンス、ホラーが好みですが、社会派、戦争物、感動物、ジャンルは問いません。
    旧作、新作に関わらずいい作品と出逢いたくアンテナ張っています。
    お気に入りの一本、是非是非教えてください。

    映画の話で盛り上がりましょう~♪


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「バタフライ・エフェクト」
あらすじ…少年時代、エヴァン(アシュトン・カッチャー)は記憶を喪失する症状が起き、精神科の医師の勧めに従い日記をつけるようになる。エヴァンが13歳の時、ある出来事が原因で幼なじみケイリー(エイミー・スマート)と仲が裂かれる。それはエヴァンと親友、そしてケイリー兄妹とのちょっとしたいたずらがきっかけだったのだが・・・。その時の記憶さえも失って大学生になったエヴァンは、ふと幼い頃の日記を手にとる。すると突然13歳のあの時の記憶が鮮明に蘇った。やがてケイリーのその後の運命を知ったエヴァンは、彼女を救うために過去に遡り運命を変えて行こうとする。

「バタフライ・エフェクト」とは些細な違いが大きな結果の差を生むという外国の理論です。
蝶の羽ばたき程に小さなものというところからきているそうです。

作品を観る前は<危機(死)に直面した恋人を主人公がタイムトラベルを使って何度も過去に戻って救出しようとする>そういう類の冒険物と思っていましたが、
実際はもっと手の込んだサスペンスに仕上がっていました。

過去に戻り、失敗を元に別の行動をとる主人公。
けれど必ず大切な人の誰かが悪い結果になってしまう。
ケイリーを助けるだけではダメなのです。

誰もが幸せな人生を送るためにはどうしたらいいのかと、自分の死を目前にして彼が最後に出した結果・・。
ああ・・なるほど。これが究極の選択なのだと、その選択には確かに切なくなります。
愛する人を守るための最善の策はそれしかないと思えます。

過去に戻った時に、それまでの時間の軸が始めのうちどのように動いているのかわかりづらい点があり、エヴァンが以前と違う行動を取ったのだと気付くのが遅かったりしましたが、予備知識をもって観ていたらこの違和感も解消出来ていたかもしれません。

DVDの特典として別エンディングが2つあります。
やっぱり本編の終わり方が一番いいと感じます。
これで作品の出来がワンランクアップしたと言えるでしょう。
最近『記憶消失』的な作品が多い中で、この作品は独特の世界観を持ち、共感させながら、でも意外性も備えていてとても印象に残る作品です。

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公式サイト  http://www.butterflyeffect.jp/
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「ハリーポッターと炎のゴブレット」
あらすじ…ハリーは最近悪夢を見るようになっていた。出かけたクィディッチ・ワールドカップの競技場にヴォルデモートを支持する“死食い人”が現れ彼の不安は更に増すのだった。“三大魔法学校対抗試合”が行われる事になり魔法界の名門校3校から代表選手がひとりずつ選ばれる儀式が行われる。17歳以上との規則がありながら、何故か14歳のハリーも代表として選んだ炎のゴブレット。戸惑いながらも栄えある優勝杯を賭けて、命がけの戦いを繰り広げる。

今回の作品は内容が濃く、前編・後編に分けても良かったのではと感じました。何とか1本にまとめようと無理した感じがするのですが・・。

“三大魔法学校対抗試合”が一番の見所。ひとつひとつの試合をじっくり観たかったのですが、特に1回戦、2回戦と3人それぞれの戦いを観る事なくハリーだけをいきなり追うのであっけなく感じました。
ドラゴンとの代表3人の戦いぶりも見たかったし、水中戦で3人が魔法を使う場面も見たかった。
水中人グリンデローに囲まれる水中戦はグラフィックに優れていてとても楽しかっただけに残念です。
各校代表の3人は重要なポジションでポスターでもあんなにめだっているのに、映画作品の中ではそれほどの役でもなかった気がします。

またロンとハーマイオニーがお互いに意識し始める要素もあった筈なのですが、映画からは<ロン→ハーマイオニー→ハリー>の図に見えて意識しあってるように見えないです。原作ではもっとこの2人の関係が丁寧に描かれているのでしょうか。
この3人の関係がモチーフでもあるシリーズの中でロンやハーマイオニーとハリーの関わりが薄かったのは面白みが半減したような・・。
何気に「ドラコ」のキャラがお気に入りなので、彼の出番が少なかったのもちょっとマイナス(笑)

原作を読んでいなくて映画だけを観ているからなのか、どうしても全体的なバランスをみてしまうのですが、はしょった感じは受けたものの迫力あるシーンはたくさんあって家族で観るエンターテイメント作品としては楽しめる作品だとは思います。

ちなみに好きなシーンはグリンデローに囲まれるところと、大浴場での幽霊少女(「秘密の部屋」でのトイレの幽霊)とのシーンでした。

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公式サイト http://harrypotter.warnerbros.co.jp/site/index.html
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「エコーズ」
あらすじ…配線工のトム(ケヴィン・ベーコン)は、妻のマギー(キャスリン・アープ)、一人息子のジェイクと今の賃貸の家に住むようになって半年になる。平凡だが幸せに暮らしていた。ある日、パーティーで義理の姉に催眠術をかけられる。その時から昼夜を問わず、幻影が突然トムの脳裏を襲うようになる。ジェイクが目にしていたものをトムも見るようになり、その存在に翻弄され常軌を逸した行動に周囲は唖然とするばかり。断片的な映像がやがてひとつに繋がる時真実が見えたかに思えたが・・・。

催眠術によって潜在能力を引き出されたトムは「精神の扉」を開くだけでなく霊さえも受け入れる能力を目覚めさせていたのでした。
取り付かれたように映像の断片の真実を探ろうとするトム。
ジェイクもトムもある種の予知能力さえもみせつけます。

淡々としたジェイクが可愛らしいのになんとも不気味です。
「家には帰りたくない。羽が舞うから。」
その真相を観るものが悟った時、「ああ・・全てをあの子は観ていたんだ」という悲壮感さえ感じました。

催眠療法という分野があって、神経症の治療に活かされていると言います。それは顕在能力はそのままありながら潜在能力に働きかけて行くと言うものです。
トムが受けたのはどちらかと言うと単純な催眠術と言うよりも、こちらの領域に近い気がします。

「シックス・センス」を思い起こす部分もありますが、マイナー映画ながら「デビルズ・バック・ボーン」に似通った部分が多いと思った作品です。
真実が暴かれたと思った後に、もうひと捻りがあり、ホラーよりサスペンス色が濃く、ミステリーとしても面白いです。

狂気に近くなるトム役ケビン・ベーコンは心理をうまく表現していてやはり見せ方がうまい演技派になったなという印象です。
久しぶりに納得の行くサスペンス・ホラーを観たなと思えました。

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公式サイト  http://www.artport.co.jp/movie/echoes/
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「アイランド」
あらすじ…近未来-リンカーン・6・エコー(ユアン・マクレガー)とジョーダン・2・デルタ(スカーレット・ヨハンソン)は数百名の住人と共に閉鎖的な居住施設の中で暮らしていた。住人たちの日常は全て監視されている。施設の外に出られる方法はただひとつ、それは、”アイランド”行きのキップを手にすること。ときどき行われる抽選会選ばれる事だけが関心事だった。リンカーンはある日ふとしたことから、この都市空間の恐るべき真実を知ってしまう。逃げることだけか生き延びる手段と知った彼はジョーダンとともに決死の脱出をするのだった。

結論から言うと「クローンが生きる為に逃げる―」この映画はそういう作品。
クローンが作られるという作品はこれまでにもありましたが、主人公・・・しかもヒーローであったりもする・・・のが『クローン』というのが出色。これはすべてクローンの目から見た世界なわけです。

近未来、地球は汚染されており、生き延びることのできた人間が施設で守られているのだとみな信じていた・・。
外の世界では生き物は絶滅している。そのはずなのに、虫を追いかけて行った先でリンカーンは驚愕の事実を知るのでした。

自分のDNAの肉体という最高の「保険」は金持ちクラスの究極の「欲望」を形にしたもので、それさえあれば自分にいつ難病や事故が降りかかろうとも「再生」可能なわけです。
これを繰り返せば永久の命をも夢ではないのだから、金持ち相手に大金を稼ぐのはわけがありませんね。
けれどクローン法に違反しているために、その臓器が「生きている生身」だと知られるわけにはいきません。

そこで逃げ出したリンカーンとジョーダンを雇われた組織が執拗に追うのですが・・・。

逃亡劇の迫力が音楽と共に緊張感を盛り上げていて、そういうシーンが多いだけに痛快でした。
さすがクローン!と言うべきか、高層ビルから看板もろとも落下してもかすり傷程度ってすごいです(^_^;)

でもあのラストは納得いかないです。

あれでは、何千人、何万人の本物の人間とクローンが共存することになるじゃないですか。

ベストエンディングではないですよね。

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公式サイト  http://www.whv.jp/database/database.cgi?cmd=dp&num=3456
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「ブルース・オールマイティ」
あらすじ…TVレポーターのブルース(ジム・キャリー)は、ニュース番組のアンカーになることを夢見ていたが、ライバルに先を越され生放送中やけになってコーナーをメチャクチャにしTV局をクビになる。恋人グレース(ジェニファー・アニストン)にあたりちらし、神に悪態をつきまくる。そんな時にポケベルに見知らぬ番号から呼び出しが。掛けた電話に「お前が現れるまでポケベルを鳴らし続けるぞ」とメッセージが残されていた。その場所に行っtsブルースは、神様(モーガン・フリーマン)から「そこまで暴言吐くならおまえがやれ」とばかりに『神の力』を授かることになるのだった。

監督はトム・シャドヤック。「パッチ・アダムス」の監督です。
なるほど、笑いと感動のバランスが上手いと納得するところです。

全能の力を持ったブルースは、自己中心的に自分の地位も能力を使って手に入れ、ムード作りに月までをも地球に近づけてしまう始末。人々の願い事をいちいちチェックしていては面倒とばかりに神への願いはすべてOKにしてしまう。
けれどそのために異常気象になり、ロトくじでは40万人が当たってしまって小額配当に大暴動が起きてしまうのです。
手に負えなくなったブルースは神に救いを求めます。

オーバーアクションなのに嫌味がなく楽しめました。
ハチャメチャなことばかりをしでかしたブルースでしたが、真の願いを神に告げるシーンでは不覚にもホロリ。
コメディーシーンでも、シリアスシーンでも演じ分けるジム・キャリーの才能を改めて感じる作品です。
シーンごとに自分で何十通りもの演技アイデアを出したと言い、一つの演技に妥協する事なく演技を追究する彼の仕事に対する姿勢そのものが、脚本に磨きを掛けているのだと感じます。

<人の意思は操れない>
<奇跡を起こすには自らが行動しなければいけないんだ>
神に願うだけでなく自分が努力する事の重要性、人を思いやる気持ち・・その基本に立ち返って考える事を教えてくれます。

ほんわかとあたたかな気持ちで観終われるヒューマン・コメディです。
(2003年12月公開作品)

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公式サイト  http://www.uipjapan.com/brucealmighty/
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「私の頭の中の消しゴム」
あらすじ…お嬢様育ちのスジン(ソン・イェジン)と、建築家志望で現場監督のチョルス(チョン・ウソン)はコンビニで運命的な出会いをし、すぐに恋におちてしまった。愛に懐疑的なチョルスだったがスジンのピュアな心に結婚を決意する。建築士の試験にも受かり、幸せな日々も束の間、スジンはある時から自分の家への道順すら忘れてしまうようになった。自分でも不安になったスジンは病院へ行き診察を受ける事に。そして若年性アルツハイマー症だと診断される。

<肉体的の死よりも先に精神的な死が先に訪れる。愛する人の事を忘れ、自分の事さえもわからなくなる>・・・そう宣告されたら一体どうしたらいいのだろう。

知らず知らず忘れて行く事はまだ幸せです。
けれど、忘れて行くのだと自覚している場合、特に愛する人がいる場合、それはあまりに残酷です。

愛する人に忘れられていく夫の苦悩と、愛する人を忘れていく妻の苦悩を主演の二人が見事に演じて、その苦しさが胸に刺さってきました。
記憶を一時的に取り戻した妻が夫に宛てる手紙・・それを読む夫。このシーンが泣けました。

大好きな作品で似た様な内容の洋画、「君に読む物語」があるのですが、共通点はいくつかあります。
内容的には「君に読む物語」の方が二人の歩む人生そのものがしっかり描かれていて上質だと思います。奥も深いし、愛する人がいる人は30年後もその人のそばにいたいと切に想うに違いありません。
「私の頭の中の消しゴム」はそう言う点では普通のストーリーであるかもしれません。
でも泣けた・・・。それは若いふたり故のせつなさなのかもしれません。
特にチョルス演じるチョン・ウソンの「慟哭」の姿がいいんですよ!
あれは胸に響く演技でした。

ラスト、どこかに向かって車で走る二人。
スジンはチョルスの頬に顔を寄せますが、果たして一時記憶が戻ったのかどうか・・・

チョルスが時々日本の俳優に似てるなと感じる時がありました。
「福山雅治」と言う人もいますが、断然活躍著しかった頃の「吉田栄作」似って思いますね。

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公式サイト  http://www.keshigomu.jp/index2.html
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「クリミナル」
あらすじ…ロサンゼルス。朝から賑わうカジノで、メキシコ系の青年、ロドリゴ(ディエゴ・ルナ)がつり銭詐欺を働いていた。ギャンブルでマフィアに借金をした父を救うために慣れない詐欺を働こうとしたのだ。しかし二人目を騙そうとした時に見破られ、その場に居合わせた刑事に連行される。が、その刑事は実はプロの詐欺師、リチャード(ジョン・C・ライリー)だった。1日だけ相棒として働くことにした二人。
リチャードの妹ヴァレリー(マギー・ギレンホール)から彼女の勤務するホテルで、リチャードの詐欺師仲間が倒れ、彼を呼んでいると電話がはいる。実は彼女は、汚い手を使って遺産を独り占めしたリチャードと係争中。ホテルで倒れた老詐欺師オチョアは、希少価値のある昔の銀証券を偽造し、ホテルに宿泊する大富豪、ハニガンに売り込もうとして失敗しリチャードを呼んだのだった。


詐欺師系の作品は好きです。
綺麗に騙された時は、その鮮やかさに快感さえ覚えてしまいます。
そんな作品では「ユージュアル・サスペクツ」や「コンフィデンス」「閉ざされた森」などがあたしの中では気に入っています。

この作品はと言うと・・
まだまだ詐欺師なりたてのようなロドリゴとプロの詐欺師リチャードのコンビで展開。
ロドリゴはただただリチャードに言われるまま仕事をしていきます。
ロドリゴのその不安な雰囲気はなんとも頼りない感じだし、リチャードの自信たっぷりな風貌もクセありありで返って面白い。

まったく下情報なく観たので結構面白く観ました。
何かありそうと思って観ていたけどやっぱり最後まで見抜けなかったですね。
「あまりにも鮮やかな」とまではいかなかったのですが
どんでん返しは上手くできていたと思います。

映画の中でも言っていたけれど、詐欺師はいかにも人情がありそうな、温和そうな風貌がうってつけのようで、いかつい顔の男には返って騙されないものなんでしょう。
やっぱりそういう悪い人相をマークしてしまうもの。
そういうわけでしっかり騙されたと言うわけです。

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参考サイト  http://www.whv.jp/database/database.cgi?cmd=dp&num=3185&UserNum=&Pass=&AdminPass=&dp=


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「マイ・ボディガード」
あらすじ…過去に対テロ部隊で暗殺任務に明け暮れた為、その罪の意識から酒浸りの日々をおくるジョン・クリーシー(デンゼル・ワシントン)メキシコに住む友人を訪ねたクリーシーは、実業家の一人娘ピタ(ダコタ・ファニング)のボディガードの仕事を紹介される。彼にはうってつけの仕事だったが無邪気な少女の相手は苦痛だった。しかしピタのの無垢な心と触れ合い癒されていくクリーシーだった。そんな折、ピタが誘拐される。クリーシーは必死に食い止めようとするものの敵の銃弾に倒れるのだった。

タイトルからして、ちょっとしたアクションはありでも少女とボディ・ガードのほのぼの系と思って観ましたが、後半は想像もしなかった壮絶な展開に。
デンゼル・ワシントン主演の「トレーニング・デイ」と、ダコタ・ファニング主演の「アップダウン・ガールズ」の雰囲気を足したような作品で、両者のいいところを味付けにした感じでが、パッケージを見てR-15だって思う人は少ないのでは?

友達を求めるピタの無垢な明るさに、心に傷を持ったクリーシーが次第に再生されていきます。
しかしピタが誘拐され殺されたと聞かされた時、クリーシーは一気に復讐マシンへと変貌をしていくのです。
相手は、汚職警官とその汚職警官に守られた誘拐組織。
テロ部隊だった頃の感覚がよみがえり、鮮やかに相手を片付けていきます。
その残忍な殺しぶりにはびっくりなのですが、クリーシーをそこまで追い込んだほどのピタへの想いを想うと胸が熱くなってきます。

ダコタ嬢が出演するとその才能ゆえのオーラに主演俳優も(あのトム・クルーズでさえ)霞むくらいなのですが、デンゼルは彼女に食われる事も無く陰りのある男を見事に演じています。
二人の共演は観る前はしっくりこなかったのですが、とてもいい感じで良かったです。

メキシコは誘拐発生率が世界第3位なんだそうです。
1時間に1件の割で誘拐事件が起こっているのだとか。
日本でも最近はボディ・ガードと言わないまでも、GPS機能の携帯が普及してきて、親が子供に持たすなどその背景は暗くなりました。
子供が一人で登下校することすら不安な昨今は子供を持つ親として憂うばかりです。

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公式サイト  http://www.herald.co.jp/official/man_on_fire/index.shtml
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「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」
あらすじ…海洋保全「NUMA」のエージェント、ダーク・ピット(マシュー・マコノヒー)は南北戦争時に莫大な財産と共に消えた甲鉄艦テキサスの行方を示す1枚の金貨を見つけ、その金貨が発見されたマリへと向かう。疫病の原因を探りに来たWHOのエヴァ(ペネロペ・クルス)もまた内紛で国境を封鎖されたマリに向かっていた。侵入に成功し疫病の原因の証拠を手に入れたエヴァだったがマリを支配するカジム将軍に拘束される。カジム将軍が動かしている施設が人類の未来を脅かすものだと知ったダークは宝探しを保留し敵地へと乗り込むのだった。

「NUMA」とは海洋考古学・深海地質調査・気候学などの研究にあたる水中と海の専門集団。民間団体ですが政府の依頼を受け沈没船の引き上げなどを行う特殊機関です。
そんな一員のダークが格闘に長け、戦闘術にも優れているのは不思議と思ったら、ダークは元軍人なので戦術もプロだったのですね。

NUMAの一員でありながらトレジャーハンターの裏の顔も持つダークの設定は面白いし、疫病と産業廃棄物施設の関係もわかりやすい内容だったと思いますが、
観終わっても「面白かった~」とかスッキリした気分になれなかったのは上手く事が運び過ぎる感じがあったからだと思います。
施設に仕込まれた爆弾のありかが即座にわかっちゃうPCのセキュリティーってどうよって思ってしまうし、
甲鉄艦テキサスが偶然見つかるのはいいとしても、150年前のしんかんが簡単に使えちゃうとか都合よすぎる気がします。

そもそもNUMAの一員でありながら勝手に宝探しに行っちゃうダークは、普通ならクビだろうな。
提督のサンデッカーが心が広いと言う事にしちゃえば終わりなのでしょうか。
ここらへんは原作を読んでみた方がいいのかもしれません。

アル(ティーブン・ザーン)とダークのコンビがこの映画の中で一番楽しめた要素でした。コメディになり過ぎない笑いの要素があって退屈しなかったのは彼のお陰かも。
ペネロペは可も無く、不可も無く。
彼女にとってはマシューとの出逢いがあって想い出深い作品になったとは思いますが。

ヒーローものと言うには何かが欠けるし、冒険ものとしては迫力がもうひとつでした。

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公式サイト  http://www.sahara-movie.jp/


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「トロイ」
あらすじ…ギリシャ連合のスパルタとその宿敵トロイの間に無血同盟が結ばれた夜。トロイの王子パリス(オーランド・ブルーム)はスパルタの王妃ヘレン(ダイアン・クルーガー)を情熱に駆られるまま、非道を承知で自国へ奪い去ってしまう。トロイ侵攻の口実を得たギリシャ王アガメムノン(ブライアン・コックス)は、王妃を奪還するため無敵の戦士アキレス(ブラット・ピット)と千隻もの船団を率いてトロイへと進軍を開始する。

紀元前12世紀の有名な闘い「トロイ戦争」。
その歴史的史実に基づいて映画化された作品です。

アキレスの弱点だった事から名前がつけられた「アキレス腱」、それにまつわるストーリーは知っているようで知らず、
アキレスが最強の戦士だったのにも関わらず女性によって命を落としたのだったとは意外でした。

アキレス腱の「アキレス」は、ギリシャ神話の英雄『アキレウス』のラテン語名です。
ギリシャ神話では、生まれたアキレスを母テティスが冥界のステュクス河に頭から彼の全身を浸し不死身にするのですが、その時、母がかかとつかんでいたためその部分だけ浸すことが出来ず、そこがアキレスの急所となってしまったとされています。
ストーリーの中で敵のパリス王子にかかとを矢で射られて死んでしまうという話はフィクションではなくギリシャ神話に忠実に描かれているようですね。

「トロイの木馬」にしても中に人が隠れることができる巨大な木馬と言う事は知っていましたが、トロイ戦争において決め手になったと言われるこの木馬の役割はよく知らなかったのでとても興味深かったです。

敵国の王妃を奪い去った事で始まったトロイ戦争。
そんな愚行を王子がしてしまうなんてとんでもない話で、「純愛だな~」なんて言えるものではないのですが、
オーランド・ブルームとダイアン・クルーガーの美男美女を見てると
「ありなのか?」と思わされてしまう(^_^;)

一番の悲劇の人はヘクトル(エリック・バナ)だったと思います。
トロイの長兄王子ですね。
アキレスのいとこをアキレスと思いこんで殺してしまったことからアキレスとの決闘を余儀なくされました。
戦う運命に身をおきながら愛する者を残して死と向き合う苦悩の姿が一番胸にジンと来ました。

そして思った事・・<いつの世も、女は男に安らぎも与えるが災厄も与えるもの>ってことですね。

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参考サイト  http://movie.goo.ne.jp/special/troy/
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「ワン・ポイント・オー」
あらすじ…コンピューターの技術者のサイモン(ジェレミー・シスト)は会社からあるコードの作成を急かされていた。納期は過ぎており24時間待ってくれと言ったもののとても間に合う状況ではなかった。アパートでは謎の連続殺人事件の被害者が出たようだ。そしてサイモンの部屋に箱が届けられる。送り主の名もなく中は空。箱は何度も送りつけられる。誰かが部屋に入り込んで箱を置いているに違いないとアパートの住人に疑心暗鬼になるのだった。

なんとも説明しがたい作品です。
観終わった直後は正直つまらない映画なのか、面白い映画なのかわからなくなってくるのです。
ホラーという感じでもないしサスペンスみたいにスリリングな展開があるわけではなく、なんだかよくわからないまま終わってしまった感じだったので。
でもしばらく後にこうなのか?ああなのか?じっくり考えをめぐらしてみると、意外なものが見えてきて内容は結構面白いじゃないかと思えてくるのです。

妙な“ゲーム”を企画しているクラブの経営者の隣人(ブルース・ペイン)、電子技術に長けしゃべる子供の頭を作りだした向かいに住む男(ウド・キア)、大家は一日中アパートの住人をモニターで監視しているし、アパートの住人は誰もが変人ぽい。
地下で生活するハワード(ランス・ヘンリクセン)は照明を直したりしていたから管理人というべきか。
このなかの誰かがサイモンの部屋に箱をおくりつけているのか、それとも宅配の男なのか、解明はされません。

大家の冷蔵庫には肉ばかりがあり、隣人はコカコーラ500、女はジュース、サイモンは牛乳を買いあさっています。
これはどれも「ファーム」製品。
ラストでこれは明かされているので、「ナノマイト」がファームの製品を買わせる為の洗脳ウィルスだろうと言う事は検討がつきます。

「1.0(ワン・ポイント・オー)」は未完成で感染すると死に至る・・・サイモンが手がけていたコードこそ、その「死に至る」という不良部分を改良するためのコードだったのではないでしょうか。

ただ脳をえぐり取るハワード(地下に住む管理人)が謎で、何故脳をえぐり取るのか、彼は何者なのかわからないままです。
ここをすっきりしたいんですけど・・。

こうして書いてみると、内容はなかなか凝っているんだなと感じるのですが、不要部分が多いことと、意味不明が続くあまり、ストーリーの世界に入り込めなかったというのが一番感じます。

映画公開時に話題性に乏しかったのは、この癖が強かったためにホラーファンの中でも更にその中の観る者を選んでしまったためでしょう。

個人的には観た人の感想を聞きたくなる感覚サスペンスムービーです。

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公式サイト  http://www.onepointo.jp/
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「ブラザーズ・グリム」
あらすじ…ウィル(マット・デイモン)とジェイコブ(ヒース・レジャー)のグリム兄弟は、イカサマの魔物退治で賞金を稼ぎながら、民話を収集する旅を続けていた。しかしフランス占領下にあるドイツの村でイカサマがばれて逮捕されてた挙句、森で少女たちが姿を消す事件の調査をやらされることに。ガイド役のアンジェリカと共に呪われたマルバデンの森へ向かった彼らは、森の奥にそびえ立つ塔に辿り着く。アンジェリカからそこに暮らす女王の逸話を聞く。

19世紀ドイツの片田舎の村。そこには赤ずきんちゃんも住んでいれば、ヘンデルとグレーテルも住んでいたりします。
しかもその2人の少女も「少女失踪事件」に絡んでくるのだから面白いです。

グリム兄弟は実在の人物で「ドイツ言語学者」であり「文献学者」でもあり「文学者」です。
民間伝承を研究していた事からメルヘン集の出版を依頼され情報収集に旅したといいます。
映画の中で兄は現実主義者、弟は空想好きのロマンチストとして描かれていますが、「グリム童話」にふたりが携わり書かれたものなのなら、
この映画の中の設定は納得させるものがありますね。
「グリム童話」はメルヘンでありながら現実的でもあり「残酷要素」が多分に含まれています。
こうしたふたりの相反する個性が入り組んで生まれた作品なのだと思うとなるほどと感じさせるものがあります。

作品はわかりやすくこの映画そのものがひとつのグリム童話のようです。
永遠の命を手に入れたものの、若さの魔法を掛け忘れたためにミイラのままで生き続ける女王。若さの魔法を手に入れるためにアンジェリカの父を操り少女達を誘拐させていたのでした。

絶世の美女役のモニカ・ベルッチはまさに空想の中の者のような美しさで存在感がありました。
もう少しアクが強くても良かったかなという印象で、そう言う点では二コール・キッドマンあたりに演じてみて欲しかった気も。

動き回る木や、魔物などハリーポッターを彷彿させる雰囲気が多く、映像的に斬新なものは感じなかったものの、出てくるグリム童話に「あれだな」と気付く楽しみや、軽く散りばめられたユーモアに笑えもして気楽に楽しめる作品でした。

ちなみに登場するグリム童話は「赤ずきん」「かえるの王子様」「灰かぶり(シンデレラ)」「ラプンツェル」「ヘンデルとグレーテル」「白雪姫」「いばら姫」です。
自分の中でアンデルセン童話と間違えていた童話もあったりして、改めて作品の確認をするきっかけにもなりました。

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公式サイト  http://www.b-grimm.com/

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「インファナル・アフェア 無間序曲」
あらすじ…1991年、香港マフィアの大ボス、クワンが暗殺された。だが配下のボス5人うちのひとり、サムだけは造反を目論む4人のボスたちをよそに唯一静観を続ける。実はこの暗殺は、サム(エリック・ツァン)の出世を願う妻マリー(カリーナ・ラウ)が夫も知らぬ間に手下のラウ(エディソン・チャン)へ命じたものだった。その後ラウはサムによって警察学校へ送り込まれる。一方、クワンの私生児であることが発覚して警察学校を退学処分になったヤン(ショーン・ユー)は組織犯罪課のウォン警部(アンソニー・ウォン)に組織へ潜入することで警察官の道が開けると説得される。ヤンはクワンの跡を継いだ次男ハウ(フランシス・ン)に認められ組織の一員となっていくのだった。

3部作としてのこの2作目は相互に潜入することになった若き日のヤンとラウを追うストーリーになっています。

鮮烈な印象を残した前作。あれでもう完璧だと思えるその続編を作ると言うのはなかなか勇気がいる事ではなかったかと思います。
本当の続編はこの後の「インファナル・アフェアⅢ終極無間」のようで、本作は過去に戻り前作で語られなかった「潜入」の動機が語られます。
1作目と3作目の間にこの「Ⅱ」を入れた事で何が語られるのかと・・そういう意味で興味を持って観ました。

事の発端はサムの妻マリーが夫の為に大ボスのクワンを殺害させることで始まります。
「愛する男の為に何でもする」・・愛する男の為にしたことが、全ての歯車を狂わすきっかけになります。
統治されてされていた尖沙咀(チムサアチョイ)と、そこを仕切る配下のボス達の関係は崩れ、やがて跡を継いだハウによって命を狙われることになるのです。

「警察官が組織に」「組織の者が警察に」潜入していく運命を背負わされた2人の苦悩がもう少し表現されているのかと思ったらその部分は軽く、
どちらかと言えば、サムが大ボスにのし上がっていく過程と、ウォン警部とルク警視との関係を深く描いていたように思います。
どちらかと言えばスピンオフ的ストーリー。

それでも中だるみなく男たちの駆け引きが続き、しっかりした内容になっていました。
香港返還という時代背景も見せていてリアル感があるところも注目です。

エディソン・チャン、ショーン・ユーの若手俳優が新鮮で(ちょっと似ていて最初は戸惑いましたが)今後の活躍にも期待します。

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公式サイト  http://www.infernal.jp/story/2story.shtml
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「SAW2」
あらすじ…ジグソウパズルを刻印された惨殺死体が発見される。その被害者は、エリック・マシューズ(ドニー・ウォルバーグ)の情報屋マイケルだった。現場の天井には「近づいてよく見ろマシューズ刑事」との言葉が残されていた。現場の手掛かりからアジトに乗り込んだマシューズ達が目にした物は<ジグソウ>らしい老人とモニターに移る幽閉された8人の男女の映像だった。その8人の中に息子ダニエルを見つけマシューズは驚愕する。

続編を観る時は、1作目が良ければ良いほどそれを越える作品にはそうそうお目にかかれないので、期待半分で観る事にしています。
そうじゃないとがっかりしてしまうので。
でも「SAW2」は前作を越える素晴らしい出来とは言えないまでも良く出来た脚本で、「続編にはガッカリ」のジンクスを破って思いの外楽しませてくれました。

殺人現場のマシュー名指しの言葉。彼は5年前から一線を離れているのに何故?しかも殺人の手口はジグソウを物語っている。
アジトではまるで待ち構えていたように老人がいます。老人は末期癌だと言う。しかも彼はいままでの殺人ゲームの理由をマシューに事細かに話して聞かせるのでした。
こんなに簡単に自分の手の内を見せてしまうジグソウにまたも何故?と疑問が湧いて来ます。
もしかしたらこれはジグソウ本人ではないのかも・・・と思ったりもしました。

息子ダニエルが捕らわれた理由、8人の共通点がなかなかよく練られていて面白いです。
ラストの驚かせ方は鮮烈ではありませんでしたがそれを見抜けるのは多分ラスト直前でしょう。

「ジグソウはいつも最前列にいる」 これがキーポイント

生き残りゲームの中に放り込まれた8人のサバイバルとひとつひとつの凝った制裁危惧が見所です。
心理ホラーとスプラッターホラーを融合し、謎解きの要素も取り入れた「SAW2」はジャンル分けが難しい作品ですが、前作のゲーム性を残しがら前作とは全く別物の作品に作り上げられており成功しています。

前作を観ていないとわからない部分がありますので、まずは前作を観ておくことをおススメします。

saw2.jpg



公式サイト  http://www.saw2.jp/index.html
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