ai~ずRoom
映画の鑑賞とトールペインティングの作品の記録。 そしてささやかな日常日記。
プロフィール

ai

  • Author:ai
  • 映画大好き♪
    特にサスペンス、ホラーが好みですが、社会派、戦争物、感動物、ジャンルは問いません。
    旧作、新作に関わらずいい作品と出逢いたくアンテナ張っています。
    お気に入りの一本、是非是非教えてください。

    映画の話で盛り上がりましょう~♪


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

▲TOP
「4400 未知からの生還者」
あらすじ…宇宙から飛来する謎の物体が、地球に接近。このままでは地球に衝突すると判断した各国の軍隊は核ミサイルで攻撃するが、地上に届く寸前で物体は消え無害の光だけが閃いた。
国土安全保障省の科学者ダイアナ(ジャクリーン・マッケンジー)が現場に駆けつけると、そこには性別も年代もさまざまな4400人がたたずんでいた……。ある人は数ヶ月、またある人は60年以上も前に消息がわからなくなった行方不明者で、彼らは全く年をとらず、当時のまま戻ってきたのだった。
やっと家族のもとへ戻り、平和な日々が訪れるかと思われた矢先、「4400」(フォーティーフォーハンドレッド)のメンバー達の身に不可解な現象が起こりはじめる。甥が「4400」であるトム(ジョエル・グレッチ)は彼らの裏に隠された真実を突き止めるためダイアナと共に捜査するのだった。


「4400」がそれぞれ特殊能力を身につけて帰ってきたと言う点がそそるSF海外ドラマです。
予知能力、再生能力、ある者は強靭な腕力を持ち、ある者は感情が高ぶると破壊能力が発揮されます。

これだけでも充分面白いSFドラマなのですが、行方不明者が戻ってくれば大手を広げて向かい入れ喜ぶ筈の家族が、何年もたった今突然帰宅した家族に戸惑う・・この人間模様がさらに物語りを掘り下げていて、サイキックでワクワクするだけじゃないシリアスな部分をリアルに描いています。

3年前に行方不明になった兄が今では自分と同い年でとまどう弟、12年前に愛する妻を失い必死に再起し再婚している夫。
消息不明になってから現在までの時間が長ければ長いほど、「4400」メンバーの居場所はなくなっており、「4400」のメンバーと言うことで迫害もされます。自分は何故戻ってきたのか、どうなって行くのか悩む姿は悲しいです。

何故、彼らは戻ってきたのか。
そこには思いもしなかった真実が隠されていて・・・。

ドラマは6話で完結になっていますが、「4400」メンバーのボランティア志願と称する男と、これから生まれてくる赤ん坊を巡って続編を匂わせています。匂わすと言うより必ずあるでしょう。

WOWWOWで放送されたこの海外ドラマ、明日8月29日(月)~31日(水)午後0:00~ 1話~3話が再放送されます。是非!

4400.jpg



参考サイト  http://www.wowow.co.jp/drama/4400/
スポンサーサイト
▲TOP
「-less [レス]」
あらすじ…イブの夜、毎年恒例の親戚のクリスマスパーティーに出席するため車を走らせるハリントン一家。いつもの高速道路ではなく、近道に思えた別の道を行くことに。しかしいくら車を走らせても1台の車も通らなければ明かりさえも見えない。やがて道端に赤ん坊を抱えた白いドレスの女(アンバー・スミス)が現れ車に乗せる。近くの病院に連れて行こうと、通りがかった小屋で電話を掛けようとするが壊れている。仕方なく車に戻ると女と長女マリオン(アレクサンドラ・ホールデン)の恋人ブラッドがいない。そこに通りかかった黒のキャディラックの中には凄まじい形相のブラッドが・・・

「-less」は「endless」と、失う意味の「less」のふたつの意味を持っていそうです。

100キロ走っても行きつかない延々と暗闇の続く一本道。
押し黙って一言も答えない白いドレスの女。
地図にはない町「マーコット」。

家族はやたら口喧嘩をするし、
大事な人が殺されているというのにそれぞれが秘密の暴露をし始める異常さ。
なんなんだろうと思いました。恐怖より不快感が募ってきます。
母親は正気を失いやけ食いを始め「そんなに食べると吐くよ」と家族。
「平気よ~」と言った次の場面では道端でゲーゲーやっているのです。
コメディじゃないんだから(^_^;)って。

どうも死体は切り刻まれて見るに耐えないような状態のようなのだけれど、画面では見せません。
ホラーなのにそれを見せないとは・・。
そんなもやもやした気分が続くのですが、「これはなにか裏があるな」と感じ始めます。

それは家族が消えてから切り刻まれた状態で発見されるまでがヤケに早いから。

そして結末は・・・。

そう言ってしまえばおしまいだ・・みたいな(^_^;)
うまく伏線を張って、意外な展開をみせようとしたのでしょうが、新感覚のようで、そうでもないし。
一番収まりのいい形にもって行ったかなという気がします。

ホラーというよりもミステリーで、極限状態に置かれた家族の本音やエゴを描いたドラマ的要素が濃い作品です。
その点の今までにないパターンを見るならば、怖く無くたっていいじゃないってことでしょうかね。

-less.jpg



公式サイト  http://www.klockworx.com/less/
▲TOP
「運命を分けたザイル」
あらすじ…1985年、イギリスの登山家ジョーとサイモンは、ペルーのアンデス山脈にある標高6600メートルの超難関、シウラ・グランデ峰に挑んだ。若い2人は前人未到の西壁側を進路に選び、見事登頂に成功するしかし下山を始めてまもなく天候が急変。そしてジョーが滑落して右足を骨折。サイモンは、ザイル(命綱)一本を頼みの綱になんとか共に下山を試みるが、ジョーは絶壁に宙吊りの状態になってしまう。2人とも身動きのできない状況下、サイモンはやむを得ずナイフを取り出す・・・

この作品が実話であり、本人が当時の様子を語りながら再現フィルム形式で描かれていると知った時、某テレビ局の「世界ま○みえ」の1コーナーのようだなと思いました。
本人が回想する場面に切り替ったり、随時コメントが入る手法だと緊迫した映像を分断してしまい、観る側の緊張感に水を差すのではという危惧がありました。

けれどこれは全く要らぬ危惧でした。

まず随時状況の解説的に入る本人のコメント。これは「登山」と言った状況だからこそ逆に必要なものでした。何故かといえば雪山登山中にペチャクチャと会話がされるわけはないのですから。
見ているだけではわからないその時の状況、心情が克明に説明されることで「映像」を観るだけでは伝わってこない緊迫感が切々と伝わって来ます。
例えば「雪は身体に張り付き鉛の鎧をまとっているかのようだ・・」などという形容は画面を見ているだけでは伝わってこないですよね。

ここで例に出したいのが「ジェリー」と言う作品(ブログにあるので参考にしてください)。
砂漠に迷い込んだ二人の物語なのですが、同じように会話が極端に無く、淡々と映像を観客は追います。もちろん説明は無いので観ている方は「無言」の中に主人公達の心情をこうなのか?ああなのか?考えあぐねるわけです。

もちろんこうした手法もありなのだと思いますが、緊迫感はなかなか伝わってきにくいです。
「運命を分けたザイル」では随時克明に表現されているので緊迫感がたやすく伝わってくるんですね。

そして本人が出てくるということでドキュメント性が前面に出て、これは真実の話なんだという「なまもの」であることを実感します。

本人が出てくるのだから助かるのだというラストはわかっていながら、どうなってしまうんだろう、助かるんだろうかとつい思ってしまったし、
2人が生きて再会した時に安堵もしていました。

ドキュメンタリーが一本のスリリングかつヒューマンドラマとして、起承転結の完成度も高く心が揺さぶられる作品になったのはこの2つの手法が成功の鍵となったのだと筆舌したいですね。

touching-the-void.jpg



公式サイト  http://www.unmei-zairu.com/
▲TOP
「サスペクト・ゼロ」
あらすじ…連続殺人犯の不当逮捕が原因で、FBIダラス支局から左遷させられたFBI捜査官トム・マッケルウェイ(アーロン・エッカート)は赴任早々3件の殺人事件に遭遇する。その3人目の被害者は、なんとマッケルウェイを左遷に追いやった張本人、レイモンド・スターキーだった。3人の被害者に共通点はなく、死体はまぶたが切り取られ、“0”(ゼロ)のマークが残されていた……。助っ人としてダラスから送り込まれた元恋人フラン(キャリー=アン・モス)と共に事件解明の糸口さがすのだった。そんな彼を挑発するかのように、何者かが行方不明者のファックスと奇妙なスケッチを彼の元に次々と送りつけてくる・・。

オライアン役のベン・キングスレーの何とも言えない存在感が光るのに作品全体に張りを感じないのは何故でしょう。

3件の事件はプロファイリング的にも面白い(まあ、パターン的には目新しさはないですが)殺害方法で、迷宮的な数字の数々、マッケルウェイが見る断片的な映像、オライアンの描く絵・・。散りばめられているものはミステリーとしてきちんと成り立ってはいるのです。
けれど、その散りばめ方が悪いため、展開を単に小難しく見せているだけに留まってしまいました。
面白いミステリーの設定でも緻密な展開から来る「複雑さ」なのと、先に言った様な「わかりづら過ぎ」ではちょっと違うのです。

意外性を早くに出してしまって、しかもその出し方が唐突なために「え?」っと驚くタイミングを外してしまったような感じです。

「セブンを超えた」とキャッチコピーのままあの「セブン」と比べて期待してはガッカリしてしまいます。
存在際立ったオライアンをもっと美学的に、そしてマッケルウェイ自身が持った能力をもっと衝撃的に見せてくれれば「セブン」に並べなくとも「話題の作品」としては納得できるものになっていたのに・・・。

suspectzero.jpg



公式サイト  http://www.sonypictures.jp/movies/suspectzero/site/
▲TOP
「ナショナル・トレジャー」
あらすじ…1832年、合衆国独立宣言書に署名した最後の生存者であるチャールズ・キャロルはトーマス・ゲイツ少年に、かつてのテンプル騎士団の秘宝に関する謎の言葉を残して絶命する。
秘宝の謎はトーマス・ゲイツの子孫に引き継がれた。

時は流れ2004年歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)は、ゲイツ一族の夢を継承し、伝説の秘宝を追っていた。類まれなる歴史的知識と頭脳で第1の謎を解き明かした。しかし最大の謎がアメリカ独立宣言書に記されていることを知った時、ベンは仲間イアン(ショーン・ビーン)の裏切りにあう。イアンが独立宣言書を盗むことを予期したベンは財宝を守るには自分が独立宣言書を盗まなくてはと行動を起こす・・・。


前人が残した手掛かりを解き明かしながら失われた財宝を求める冒険活劇ですが、「謎解き」「ミッション」「対立攻防戦」という映画の醍醐味が凝縮されている所が財宝を探しあてるだけの今までのトレジャーハンターものと異なり面白さ抜群です。

序盤はアメリカ独立宣言書を盗むための頭脳戦(「ミッション」)。
中版以降は宣言書に記された手掛かりからの「謎解き」。そこにヒタヒタと迫ってくる敵の追撃(「攻防戦」)が絡みます。
テンポが軽快で終始ドキドキワクワクしながら観る事ができました。

架空のストーリーなのですが、出てくるピースが歴史上の実在するものが設定になっているだけに、信憑性を持たせていて重厚なものになって仕上がっています。

例えば<テンプル騎士団>、<フリーメイソン>のは冒険映画好きならずとも耳にした事があると思うし、そこにベンジャミン・フランクリンや、ジョージ・ワシントンなどの政治家達の名も上がってくるのだから、下手な内容のごまかしが利きません。
架空の冒険にこうした実在の歴史上の人物を盛り込むにはきちんとした設定があってこそ。それがぴったりと空洞にはまり込んだように違和感なく描かれている事に偉業を感じるくらいです。

ニコラス・ケイジは「コン・エアー」や「60セカンド」で見せてくれたようなキリっとした男を好演してカッコいい。「アダプテーション」のようなダメ男もこなし、そしてどんな役もハマってしまうのだから名優ですね。好きな俳優の一人です。

20050824171052.jpg



公式サイト  http://www.movies.co.jp/nationaltreasure/

▲TOP
「アイ・アム・デビッド」
あらすじ…第二次大戦直後のブルガリア。戦争が終結したにもかかわらず、依然として共産主義国が周辺諸国に脅威をもたらしていた。罪のない人々が強制収容所に隔離され、12歳の少年デビッドも家族離散し一人収容所で過酷な労働を強いられていた。
ある夜、デビッドはある男に「この手紙を持って、誰にもつかまらずにデンマークに行くのだ」という指示に従い看守たちの隙をつき収容所から逃げ出した。デビッドの持ち物は、わずかな食料とひとかけらの石鹸、ナイフ、そしてコンパス(磁石)だけ。ギリシャ、イタリアを経て一人デンマークを目指すのだった。


少年デビッドが旅の途中で出会うさまざまな困難を乗り越えて、知識や勇気、信頼、笑顔、希望を発見していく物語です。

人を信じることを知らずに生きてきた彼は笑うことも上手くできない。
収容所を脱出しても、悲しく沈んだ目が見る先は決して明るくありませんでした。
信じかけたときに裏切られ傷つき、また人を信じることをしなくなって行く姿は哀れです。

けれど最後に人の中に本物の「善意」はあるのだと・・そういう出逢いを果たした時、奇跡は彼に幸福へと導く扉を開けてくれるのでした。

冒頭過ぎから収容所脱出劇のスリリングな展開で惹かれます。
誰が「デンマークに行きなさい」と言ったのか、何のために行くのかは謎です。
その真相が明らかになった時から柔らかな涙が頬を伝いました。

ヨハン(名前が宗教的というのも意図的かもしれません)役のジム・カヴィーゼル。
静かな役ながら存在感が大きく、彼の行動がはっきりしてくるに従って胸を打たれました。素晴らしい演技で、この作品が「パッション」の主役へと繋がったのは多いに納得の行く所です。

信じることを拒み続けたデビッドですが、でも男の言葉を「信じる」ところから全てが始まっている。
あたしはそこに大きな意味を見出したつもりです。

時に「もっとこの作品に浸っていたい」と思うことがあります。
この映画はまさにそんな感情が湧きました。

20050820185440.jpg



公式サイト  http://www.herald.co.jp/official/david/
▲TOP
「ボーン・スプレマシー」
あらすじ…インド・ゴア。CIAのコンクリンの国際的陰謀から2年。過去を捨て、マリー(フランカ・ポテンテ)と共に新しい人生を始めようとしたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、毎晩のように悪夢にうなされていた。自分の過去にまだ光を見ないある日、ボーンは街で危険な匂いのする男に気付く。とっさに反応し逃げる二人だがマリーは狙撃者に殺されてしまう。
一方CIAの女性諜報員パメラ・ランディ(ジョアン・アレン)が、組織内の不祥事の調査に当たっていた。CIA内部の公金横領に関する資料を入手したという情報屋の存在を聞いたパメラは、その資料を得るために、情報屋と取引に応じる。しかし、何者かが取引現場を襲撃。情報屋は殺され、現金と資料も奪われてしまう。そして残された指紋からボーンであると確信し彼を追うことになるのだった。


出だし直ぐからヒートアップ。見せ場を作ってくれることで簡単に引き込まれましたが、とにかく話の展開が速くて、前作のことを思いだそうとしながら、しかも現在の流れを理解しようと考えながら観ていると話しについていけなくなりそうだしというジレンマがありました。
ボーンの行動があちこちへと移って行くので、パメラならずとも「何が目的で移動してるの?」とかく乱されました。

今回もボーンは自分が最初なんで追われているのかもわからない。
あらぬ罪をまたも着せられてることに気づいた時にはあっちでもこっちでも追われることになってしまいます。
そのスピード感がこの作品の一貫した魅力。
そして前回「自分の仕事の記憶を失うも身体が無意識に反応する」という部分のが一番の面白みでした。
が今回は自分の仕事がなんだったのかを知ってしまってる分、逃走に無駄が無かったりプロならではの手口もたくさん見せてくれるものの、その「自分が何者なのかわからないのに無意識に身体が動く」点の面白みは半減してしまった様に感じます。

それでも計算しつくした逃走劇や、ラスト近くのカーチェイスは一時、ストーリーの複雑さを忘れるくらいのめり込めました。

パメラが敵と味方の狭間で味を出していてストーリーのクッション役になっていたのが印象的。ただデキ過ぎる女幹部はこのようなストーリーには違和感があるので欲をいえば男性をすえて欲しかったです。

まだ続編がありそうですね。
内容を捻りすぎずストレートに観たいなというのが一番の願望です(^_^;)

bournesupremacy.jpg



参考サイト http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/bournesupremacy/story/index.html

▲TOP
「カランジル」
あらすじ…医師ドラウツィオ・ヴァレラはAIDS予防のソーシャル・ワーカーとしてブラジル・サンパウロのカランジル刑務所に派遣される。内部は定員オーバーの7000人。しかし囚人達にはある種の自由が許されており、面会日には家族の出入りも自由だし、ゲイ同士の結婚すら許可されている。しかし1992年、突然に刑務所内で暴動が発生、鎮圧を命ぜられた警察が内部に突入する。警官達はまるでゲームをするかのように引き金を引き111人が一方的に殺された。

1992年に実際にカランジル刑務所内で起きた、 111人囚人大虐殺を『蜘蛛女のキス』のヘクトール・バベンコ監督が映画化


バイオレンスと位置づけられているけれど、あたしはこの作品は社会派ドラマでありヒューマンドラマだと思います。
殺人犯、麻薬ディラーに、ゲイ・クィーン・・囚人は刑期と関係なく一緒に生活をしているのですが、それぞれのドラマをしっかりと描いています。

2時間半の映画の2時間程に及ぶこの人物像の説明は確かに間延び感も否めないのですが、個々の人物像をここまで浮き彫りにしたことでラストに向かう30分間の映像が「迫力」だけではない衝撃を呼んだのだと思います。

ほのぼのとした映像の後に待ち受ける悲惨な映像はとても想像できないものでした。
警察がなんのためにそこまでやる必要があったのか・・。
暴動制圧に名を借りたただの囚人一掃のような、警官たちの憂さ晴らしのような・・。
生き残った囚人たちが証言をしていくことで暴かれた事件。
これが実話なのだから恐ろしい。

ヘクトール監督は観る者に衝撃を与えたかっただけなのでは無いと思います。
囚人達を観るまなざしはドラウィツィオ医師の眼差しであり、彼らを一人の命ある人間として愛しているのがわかりました。この事件を映画化することで彼自身が人権を奪われたもの達の哀悼を表したかったのではないでしょうか。

好き嫌いの分かれる作品ではありますが、見ごたえ充分の問題作であるとまだ観ていない人にはお勧めしたい作品です。

20050817224919.jpg


▲TOP
アメリカ系 倉庫式大型スーパー「コストコ」
フランス系の「カルフール」が日本から完全撤退をしてしまい残念に思っていた所、アメリカ系の大型スーパー「コストコ」を知り、行ってきました。

今回行ってきたのは町田にある「多摩境店」。正式には「多摩境倉庫店」と言うらしいです。
駅からだとアカチャンホンポを左手に見て、右に真っ直ぐ10分ほど歩いた右手に見えて来ます。

中に入るには会員にならないと入れません。年会費3,675円
店内に入ると天井の高さ、フロアの広さが飛び込んで来ます。
まさに倉庫です。

costoko3.jpg


品揃え食料品はもちろんの事、衣料品、日用品、パソコンなど電化製品、家具、おもちゃ、DVD、ワイン、キャンプ用品、スポーツ用品、芝刈り機まで!

見て回るだけでも楽しいです。

costoco2.jpg


例えばクロワッサン、50個入りで¥598とか、

ケチャップ業務用¥298とか、

DVDは1000円代で豊富な品揃え。

子供向け書籍にはアメリカスーパーらしく英語の絵本がたくさん置いてあります。

adidasなどのブランドTシャツもお買い得です。

costoco.jpg


友達家族同士で、あるいは親家族とか兄妹家族とかで分け合えばとてもお買い得なものが多いです。

フードコーナーで食べたピザ¥280(3種類)はアメリカンサイズでボリュームたっぷり、ドリンクは大きなサイズで¥84と劇安です。
¥364で満腹になりました。

ちょっとしたアミューズメントパークのノリで見て回るのが楽しい空間です。
ただ我が家にとっては買いだめの習慣が無く、近くにスーパー、ショッピングセンターがあるのでここまで遠出して買いだしに出かけるほどの必要性は感じられませんでした。

カートが大きくて人とぶつかると言うよりもカート同士の接触に注意が必要かも(^_^;)



コストコ http://www.costco.co.jp/

▲TOP
「ロボッツ」
あらすじ…小さな町で貧しいながらも両親の愛に包まれて誕生したロドニー。偉大な発明家ビッグウェルド博士に憧れ発明が大好きな青年に成長。両親の生活を助け自己の為にも立派な発明家になるという夢を抱いて、大都会ロボット・シティへと向かう。だが、この大都会は、大企業ビッグウェルドの経営者ラチェットの陰謀が進行中だった。彼は「世の中をアップグレードしたロボットのみにする」理想を実現するため、すべての中古ロボットをスクラップにするという恐るべき計画を進めていたのだった。ロドニーたちは彼の陰謀を喰い止める事ができるだろうか。

大ヒットアニメーション「アイス・エイジ」('02)のクリス・ウエッジ監督が贈る冒険ファンタジーです。

昨今、アニメではない実写のようなフルCGアニメーションが主流になってきましたね。
色彩、質感、動きがリアルで画面の奥行きが感じられる分その想像の世界が広がるようになりました。

この作品は全てが創造の産物。「ファイティング・ニモ」が海を舞台にした魚だったり、「アイス・エイジ」が氷河を舞台にし実際の動物をモチーフにしたキャラだったりしたのと違っています。
だからファンタジーにどっぷり浸れる分、その想像の世界やキャラクターにはかなりの構想が必要だったことでしょう。

笑いがふんだんに盛り込まれ、子供達はくったくなく笑える一方、
「雨に唄えば」のパロディーが「オイルに唄えば」だったり、「スター・ウォーズ」のダースベーダーの仮面を被ってセリフをいう場面では旧3部作のダース・ベイダーの声ジェームズ・アール・ジョーンズ本人になっていたりと、大人だからこそ笑いもし、感激もしてしまう部分をちゃんと用意してくれてるところがなんとも憎いですね。

ロドニーたち労働者階級のロボット達は、決して見た目が未来的なロボットじゃなく、スクラップを継ぎはぎしたような冴えない姿です。
その彼らが金儲けからグレードアップのロボットだけにしようとする悪徳企業に立ち向かい、自分達の「今ある価値」を見出して行きます。
その根っこにあるものは、実は現実人間社会の「今」の風刺であり、
「自分の価値を知り」前向きな気持ちを忘れないでと観ている大人達に訴えている気もしました。

そう、これは子供ならずとも大人が観て忘れかけたハングリー精神を思い起こしてくれる作品でもあるのです。

声優初挑戦の草薙剛、矢田亜希子については正直可も無く不可も無くといった感じ。
逆に周りのプロの声優陣の上手さが引き立っていた・・・プロは流石に上手いな~と思えましたね。

オリジナル版の声優陣はユアン・マクレガー、ハル・ベリー、ロビン・ウィリアムなど早々たるメンバーで、監督は大絶賛なんだとか。
DVDが発売された時は是非ともオリジナルで楽しみたいと思います。

robots.jpg



公式サイト  http://www.foxjapan.com/movies/robots/
▲TOP
「24 シーズンⅣ 第1話<7:00~8:00>」
あらすじ…サンタクラリタで列車の爆破事件が発生。車外であえぐ乗客のブリーフケースをオートに乗った何者かが奪い去る。CTUではトルコの大物テロリストがこの事件に関わっているとみて捜査を続けていた。同じ頃、今では国防総省の役人となったジャック(キーファー・サザーランド)が長官ヘラー(ウィリアム・ディヴェイン)の代理で、古巣のCTUへ予算会議に訪れていた。たまたま支局長ドリスコル(アルバータ・ワトソン)の部屋で容疑者逮捕の手助けをするジャック。五感がジャックの捜査官本能を目覚めさせた。連行されてきた容疑者を見たジャックは、列車爆破の裏にもっと大きな陰謀があると直感。そして、CTUのスタッフの制止を振り切って容疑者の尋問室に飛び込み強硬手段に訴える。そしてテログループの本当の狙いはヘラー長官誘拐であることが発覚する。

シーズンⅢから1年後が設定です。
ジャックは、Ⅲの事件でトニーの後任であるCTU支部長エリン・ドリスコルから解雇されています。潜入捜査のためだったとは言えヘロイン依存になったジャックを捜査官としてCTUに置いておくわけにはいかなかったからです。

キムとチェイスはバレンシアに家を持ち、キムが子供を見て、チェイスは警備会社で働いていると言うことがジャックの口から語られています。

ジャックはシーズンⅡ以来ケイト(サラ・ウィンター)といい仲だったはずで、てっきりその仲が進展してるかと思いきや、Ⅳの蓋を開けてみたらジャックのお相手は突然国防省長官の娘になってる。
う~ん、ジャック、シーズンⅢでは麻薬王の弟サラサザールの奥さんともいい仲だったし、案外女性に弱い感じ。
死と常に隣合わせの男は女性に癒しを求めるのでしょうか。

シーズンⅣの出だしが今までと違うのは1話の段階で、テロリストの目的が明かされていないことです。
「Ⅰ」では大統領候補暗殺、「Ⅱ」では爆弾テロ、「Ⅲ」では殺人ウィルスと24時間以内に食い止めなければならないことがはっきりと明かされていました。
1話最後に「列車事故」は陽動だとわかるものの、長官誘拐の目的がわかっていません。

2話以降ジャックが真実を謎解きながら捜査官として動き出すという展開は意表をついていて期待できます。

パーマー大統領、ミシェル、トニー、チェイスなどⅢのキャストがみんな好きだったあたしにとっては(キムはちょっと邪魔っけかな^^;)主要キャストがみんな出てこないⅣは寂しい限りなんですが、Ⅳシーズンでもグッとくるキャラが出てきてくれることを期待します!

>20050808215540.jpg



参考サイト  http://www.foxjapan.com/dvd-video/24/season4/index.html
▲TOP
阿佐ヶ谷七夕まつり 
阿佐ヶ谷駅からすぐの「パールセンター商店街」で毎年行われる七夕祭りです。
歴史は古く、もう50年程になるのだとか。

700メートルにも及ぶ商店街を鮮やかな飾りがたなびき、その下では商店の模擬店がずらりと並びます。

今では「仙台七夕祭り」「平塚七夕祭り」と3本の指に数えられる位に盛大です。

20050806203303.jpg


今年は8月5日(金)~9日(火)まで行われます(10:00~22:00)

この阿佐ヶ谷七夕まつりの特徴は、700メートルの商店街天井がアーケードになっている事。
暑い陽射しもないし、雨の日でも心配ないのがいいですね。
ビニール製の飾りの他にお張り子のキャラクターがたくさん飾られているのは、その雨に濡れないという特性を生かしたものですね。

これは商店がそれぞれ自分達で作っている物で(小学校も参加してるのかな?)、ちゃんと審査もあります。ちなみに今年の「杉並区長賞」に輝いたのは<ゼペットじいさん>でした。

20050806204157.jpg


このお張り子のキャラクターはその年の人気キャラがモデルになってる物が多いので楽しいです。
下は「スターウォーズ」の「R2-D2」ですね♪

20050806204704.jpg


夕方にもなると人出は一層増え、模擬店に気を取られて家族を見失うこともしばしばです。
我が家が出かける時は全員携帯電話装備です(^_^;)

お出かけの際にははぐれた時の待ち合わせ場所を決めておくのがいいですよ。

20050806205411.jpg


夏の風物詩としてお近くの方はどうぞ足を運んでみてください。
きっと翌年も行くことになると思いますよ(^-^)

▲TOP
「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」
あらすじ…1960年代のパリのユダヤ人街。13歳の多感な少年、ユダヤ人少年モモ(ピエール・ブーランジェ)の父親はリストされた後、モモを置いて出て行ってしまう。彼のアパルトマンの向かいで小さな食料品店を営むトルコ移民の老人イブラヒム(オマー・シャリフ)に温かく守られている事だけが救いだった。そして何日かが過ぎた後、父の自殺を知るのだった。モモはイブラヒムに「養子にして」と頼むのだった。

顔も知らない母と兄。そして父にはその兄と比較され自分は愛されていないと嘆くモモ。
イブラヒムの助言のまま、キャットフードを食事に出したりワインを水増ししたり・・それはささやかな少年の反抗でした。
この兄が後に存在しないと知るのは父親を失ってからです。

そして自分を「捨てて」出て行った父親への憎しみと悲しみ・・
それは母親が引き取りに来ても、他人の振りをしてしまった時のように「親」に対しての不信感がモモの中に根付いてしまった瞬間でした。

「豊かな人は笑ってる」とのモモの言葉に「笑っているから豊かになれるんだよ」と穏やかに話すイブラヒム。
晩年の迎えたイブラヒムがモモに伝えて行く数々の言葉は、これから人生を歩んで行こうとするモモにとても優しいです。

とても穏やかで2人の関係に癒されもするのですが、イブラヒムという老人の今までの人生が見えてこなかった分、感動作なのに胸にせまる程までは感動しきれませんでした。

後半2人が車で旅をしていく部分。
ここが簡単に描かれてしまっていましたが、2人の関係がより密接になって行く過程としてもう少し描く必要があったように思います。
なんとなくお別れまでが一気に来てしまったようで「2人が過ごした時間」の余韻に浸れなかったのが惜しい気がします。

20050805220806.jpg



公式サイト  http://www.gaga.ne.jp/ibrahim/
▲TOP
「スター・ウォーズ シスの復讐(エピソードⅢ)」
あらすじ…アナキンとパドメの極秘結婚から3年後。分離主義者の勢力は拡大し、共和国を脅かす存在となっていた。共和国元老院パルパティーン議長を連れ去られて、オビ=ワンとアナキンは救出に向かう。ドゥークー伯爵を倒し無事議長を救出した2人だったが、ジェダイの騎士たちはパルパティーン最高議長の動向に不安を覚えていた。一方アナキンはパドメを失う夢を夜ごと見るようになり不安でいた。心の隙間に付け入り暗黒面に引き入れようとするパルパティーン議長(暗黒卿ダース・シディアス)は、アナキンに「パドメの命を救うための力は暗黒面からしか手に入らない」と弟子として誘いこむのだった。

プロローグの文字が流れてくる所では、毎回バックグラウンド内容がそこに凝縮していて
まずこの部分を理解しないことには始まらないと集中して読み砕くのは今回も同様でしたが冒頭からの宇宙大戦の映像が圧巻で、すぐにその映像美に魅了されてしまいました。
この映像が観れただけで映画館に来て良かったとさえ思ってしまいました。

エピソード1で強烈にスピード感とリアリティが向上したこのシリーズですが、シリーズ最後にして最高の映像と思います。
今、スピルバーグの「宇宙戦争」も公開されていますが、正直言ってこっちこそ「宇宙戦争」でしょうね。

それはさておいて、アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーに変化を遂げる本作、アナキンの心の変化が一番興味深い所でした。
愛する妻の死を予感し、命を救うためにダークサイドに堕ちていく心情はとても理解できました。
でも、その前からオビ=ワンに対しても元老院に対してもどこか反抗的な感じがありましたね。
言葉と裏腹に本作早々から目つきが悪かったし(笑)

シディアス卿の誘いこみ方もなんとも「そのまんま」で、もっと裏がある・・・たとえばシディアス卿にパドメが殺され、その怒りを利用して策略があり、そしてダークサイドに堕ちていく・・・そんなような展開があると思っていたあたしにとっては、
「アナキン、予感だけでそこまで堕ちちゃだめでしょう~」って言いたくなるんですが。
だからアナキンからアナキンで無くなる過程がもう少し細かく描かれていて欲しかったと言うのが正直な所です。

それでもアナキンはやはり悲劇の人ですね。
悪のダース・ベイダーがこうして作られていったのかと思うと、悪と善の狭間ってなんだろうって思います。
片側から見たものが必ずしも善ではないということなんでしょうか。

このⅢを観たらまたⅣに戻ってもう一度ルーク編を観たくなりました。
ダース・ベイダーと共和国の関わり、ルークとの決戦も、また違った感覚で観れると思うので。
きっとこれからはダース・ベイダーの仮面の下にアナキンの姿を思い描きながら観ることでしょう。

ヘイデン・クリステンセン、悪顔になってもやっぱりかっこよかったです♪

episode3.jpg




公式サイト  http://www.starwarsjapan.com/episode-iii/index.html
▲TOP

ブログ内検索

RSSフィード

感想にリンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。